もう最悪は来年まで飛べない? アイスランド火山噴火で現実化する大混乱のシナリオ

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ヨーロッパだけの話じゃ済まないそうです...

アイスランドのエイヤフィヤットラヨークトル火山大噴火で欧州路線を中心に空路マヒ状態が続いてますけど、少しずつ再開する見通しとは裏腹に、最悪のシナリオ突入を警告する専門家らも増えてきたようです。

実はエイヤフィヤットラヨークトル火山のそばには、もっと規模の大きな噴火で大災害を過去にもたらしたカトラ火山があるんですけど、その連動噴火が発生する可能性は非常に高く、もし本当に1918年以来のカトラ大噴火となれば、軽く来年くらいまでは空の便は完全ストップするとの予測まで出されてますよ。

どうやら歴史を振り返りますと、アイスランドでは、別の火山が1783年に史上最悪規模の被害をもたらし、その火山灰雲によって、欧州全域の上空のみならず、なんと遠く米国の上空までが8カ月間も常に濃い霧で覆われたような状態になってしまったとの記録があるそうです。また、これまでに火山灰の影響で飛行中の民間航空機に深刻なダメージが及んだという事故記録は、公式には過去30年で90件余りも残っているそうで、やはり見切り発車での飛行再開も危険すぎるとの見解が一般的です。

せっかく世界同時不況も最悪期を脱してきたのに、自然災害の痛烈パンチで逆戻り...なんて展開だけは避けてほしいところですよね。

[Metro and The Telegraph]

Kat Hannaford(原文/湯木進悟)