スペースシャトル引退に思う... 米国の宇宙戦略の過ちに有名宇宙飛行士らが続々抗議!

スペースシャトル引退に思う... 米国の宇宙戦略の過ちに有名宇宙飛行士らが続々抗議! 1

敢えて寡黙な男も口を開いたのです...

アポロ11号で地球を飛び立ち、人類で月面へ最初に降り立ったニール・アームストロングという宇宙飛行士の名前を知らない人はいないと思うんですけど、実は彼って日頃はめったに多くを語らないおとなしい人物なんですってね。その功績ゆえに注目されて当然と思うのですが、とにかく人前には出たがらない恥ずかしがり屋なんだそうです。

ところが、そのアームストロングが、歴戦の他のアポロ宇宙飛行士やNASAを代表するような著名人たちとともに、計27名で先頭に立って抗議の声を上げ、いわゆる事業仕分けで月有人探査のコンステレーション計画を中止に追い込んだオバマ大統領へ怒りの公開書簡を突きつけちゃいましたよ!

すっかり今では宇宙大国の米国ですが、元々は完全にソビエト連邦に抜かれてたんですよね。ここに来てスペースシャトル引退によって、再びロシアの宇宙船ソユーズへ1席あたり5000万ドル(約46億5000万円)を優に超える多大の乗船料金を支払って依存しなければならない状況へと落ちぶれ、その上で本当は実現時期なんて明確でない有人火星探査までは宇宙戦略を後ろから見守るのみという姿勢は絶対に改めるべきだって叫びまくってますね。

あまりにも巨額の費用がかさむため、宇宙計画は予算削減でも真っ先に見直されがちですが、その投資を未来のためにも決して惜しんではならない...。なんかどこかの国にも同じメッセージが届きそうな感じです。

Jesus Diaz(原文/湯木進悟)