【iPad 3G分解レポート】アンテナ5個搭載。LCDフレームもアンテナとして利用!

【iPad 3G分解レポート】アンテナ5個搭載。LCDフレームもアンテナとして利用! 1

iPad 3Gバラシ一番乗りはもちろん、iFixitです。Wi-FiオンリーのiPadと、どこが違うのかな? 以下にまとめて、どうぞ。

*開いてまず目に付く違いは、黒プラスティックのRF窓。これはアンテナの受信感度が上がるよう、iPadのトップについてます。

* この黒いRF窓がついてるせいでバラシ手順は大幅変更に。Wi-FiオンリーのiPadはトップにノッチがついてるので、これ使ってディスプレイ切り離しに着手できるんですが、それやっちゃうとRF専用窓が間違いなく壊れるので、できないんですね...。右サイドから始めて、恐る恐るトップ、ボトムへと進んでいきました。

* このiPad 3Gにはアンテナが5個も入ってます。携帯受信処理のアンテナ2基(ひとつは上のRF窓、もうひとつはLCDのフレームにくっついてます)。GPS専用アンテナ1基(これも上のRF窓)。あとはiPad Wi-Fi版同様、Wi-Fi や Bluetooth接続を処理するアンテナが2基(ひとつはアップルのロゴ、もうひとつはドックコネクターの左側)。

* あ、聞き間違えじゃないです。アップル、LCDのフレームを全部アンテナに使ってます! MacBook Proの光学ドライブのフレームにワイヤレスアンテナ這わせたのと一緒の発想ですね。

* あとこれは誰も想像しなかった点かも。→アップル、3GベースバンドプロセッサはiPhone 3GSもiPad 3Gも、両方とも同じの使ってます。

* そのベースバンドプロセッサの名は Infineon 337S3754 PMB 8878 X-Gold IC。製品にはホワイトレーベルで搭載になってるんですが、探偵並みの調査を重ねた結果、ようやく正体を突き止めました。

* iPhone 3GSはInfineon Hammerhead IIパッケージですが、iPad 3GにはBroadcom BCM4750UBGシングルチップAGPSソリューションが搭載になってます。ブロードコムの大勝利!

* 米連邦通信委員会(FCC)に提出した試作品から主要サプレイヤーの顔ぶれは特に変わってないみたいですね。

以上ポイントまとめてみました。分解写真集は以下リンク先のiFixitで見てね。

[iFixit]

Rosa Golijan(原文/satomi)