最新MacBook Proの高解像度ディスプレイは、買い?

2010.05.17 13:00
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解像度だけの違いじゃなさそうです。

最新の15インチのMacBook Proでは、オプションでディスプレイを1680x1050のものにすることもできます。オプションなしでは1440x900なので、36パーセントの増量です。

というわけで、高解像度のディスプレイと、従来の1440x900のディスプレイをいくつかの点で比較してみました。比較の仕方が主観的に思われるかもしれませんが、この手のことは定量的にやるのが難しく、ご容赦ください。画像を入れていますので、そちらで見比べていただくのも良いと思います。高解像度のが右側です。

まず思ったのが、冒頭の画像ですが、新しいディスプレイが古いディスプレイよりも暗くないでしょうか? 明るさ設定が最低でも最高でも、古いディスプレイのほうが明るいようです。どちらもLEDベースで、しかも古いスクリーンはもうある程度使われているものなので、古い方が暗い、というのならわかるのですが。


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ただ、新しい方のスクリーンは、黒がくっきりしています。が、その分、上の画像のように、濃いグレーがほぼ黒につぶれるようです。前のスクリーンでは、暗いグラデーションももっと細かく表示し分けられています。


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新しいスクリーンでは、色がより鮮明です。ただ、濃いグレーが黒になってしまうのと同様に、明るい色も微妙なグラデーションがつぶれてしまっている感じです。でもこれは、新旧のスクリーンを比較しないとわかりません。好き嫌いもあるかもしれませんが、前のモデルは色が薄く感じられるので、この点に関しては新しい方が良いのではないでしょうか。

白はどちらもきれいです。前モデルの明るさが強いことは影響していないようです。

上下左右から見たときの見え方は、正面から見るのとほぼ同じで、これは素晴らしいです。細かいことを言うと、横から見たとき、古いモデルはやや緑っぽくなり、新しい方は赤っぽくなりました。緑の方が見やすいです。

全体的な印象としては、明るさが弱くなったことを除けば(それ自体は良くも悪くもないことですが)、新しいディスプレイはやはり良いようです。シャープで、リッチで、色もくっきりしました。

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ピクセル密度が高くなったのは、思ったよりは小さな変化でした。Mac OS Xのインターフェースは前より小さく映り、Webページは、一般に1680ピクセル幅にデザインされていないので、余白が多くなります。横のスペースが大きいので、たとえばブラウザとメーラーを横に並べて使えそうです。また、パネルがたくさん表示されるようなアプリ、たとえばPhotoshopなんかを使うときには便利です。要は、スペースが広がると、よりいろいろなことが快適にできるということです。


まとめると、解像度が高くなって持て余すということはなく、ディスプレイサイズから見ても妥当です。1440 x 900から乗り換えれば、ほぼ間違いなく快適に感じるでしょう。

ただ、使い方にもよって、たとえばいつもスクリーンにかじりつくように使っている人なら、小さいテキストとアイコンで問題ないでしょうし、逆にスクリーンからすごく離れて使う人なら、細かくなって見づらくなるかもしれません。

が、細かいことを除けば、MacBookとそのディスプレイをメインで使っている方にとっては、高解像度ディスプレイにするための差額約1万円(非光沢だと約1万5000円)、それだけの価値はありそうですよ。


John Herrman(原文/miho)
 

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