ヤモリ? 壁に離着陸する無人機(動画)

 

垂直の壁にピタッと留まり、そのままの格好で華麗に飛び立つコヤツ。

コヤツはスタンフォード大生体模倣&巧み操作研究ラボの「Perching Project(止まり木プロジェクト)」から生まれた固定翼無人飛行機です。動画には「ハイブリット飛行&登攀ロボ」とあります。

脚の先端がちっちゃなトゲみたいになっており、これをザラザラした表面に引っ掛けてるんですが、普通に飛ばしたんじゃ引っ掛かんないですよね? 壁への接近速度は最大22mph(時速34km)なんですが、目標に近づくと7mph(時速11km)にガクンとスピードを下げ、尚且つ機首上げ(←訂正)姿勢になって着地の脚が引っ掛かるようにしてるんです。

けっこう思いっきりぶつけてますよね...。う! ぐ! 痛いって! こら! ...きっとこのピタッ、ピタッを百万回繰り返した暁には立派な次世代偵察機に成長するんでしょう。製作者はこんな未来を思い描いています。

小型のUAV(無人偵察機)の一群がビルの谷間を縫って、市街に静かに飛んでいく。 連絡を取り合いながら着地地点を探す。路上や平らな屋上を探すのではなく、この飛行機はビルの側面や軒下さえあれば、そこにコウモリや昆虫みたいに安全にこっそりぶら下がって...何時間でも何日間でも壁にくっついていれるのだ。一帯を観察している間もパワーは全く消耗せず、音も立たない。終わると自力でジャンプして飛び立ち、空中を移動し、次の任務に備える。

というわけでみなさま、生体模倣の研究してるお友だちにはやさしくしましょうね。昔なんか一悶着あった人は、壁にコヤツが張り付いてないか注意を怠らないように...。

[Stanford via BotJunkie]

Brian Barrett(原文/satomi)

UPDATE:イモリをヤモリに訂正しました、ご指摘ありがとうございます!