電子書籍リーダーをよりよくしたい

20100501ereader.jpg

電子書籍、どうするの? どうなるの? どうしたらいいの?

出版専門家Craig Mod氏の電子書籍に関するエッセイをどうぞ!

Craig Mod氏は未来の出版を考える東京在住のライター・デザイナー・出版人・開発者である。東京のアートシーンガイドであるArt Space Tokyoの共同著者。TPUTH.comの共同設立編集者兼開発者で、Hitotokiプロジェクトの共同創立者兼開発者。Information Architectsのコレボレーターも務める。

日曜日の午後、雨、東京都内の某カフェ。iPadで読書を楽しもうと死ぬほど努力している自分がいる。集中できない。雑なタイポグラフィーに、誤字脱字、わかりにくページのまたぎ方、あれやこれやいろいろ。そこでふと気がついた。このガラスでできたコレ、もう数週間使っているというのにコレで10ページ以上読んだものは何もないということに。

なぜだろう? 原因はなんだろうか?

スクリーンは問題じゃない。iPhoneで小説を何冊か難なく読んだことがある。

重さも問題じゃない。机や膝に乗せてれば大丈夫。

原因はいたって簡単なことだ。iBooksやKindleアプリが単純にダメなのである。読書の流れの邪魔をし、電子書籍をただの貧相なPDFとしてしかあつかっていない。

これではダメだ。もっとよくなるはずである。(いや、しなくてはいけない。)

インターフェースやデザイン以前に何かひっかかるものがある。それはデジタル文書の持つユニークな性質を全く利用していない、ということである。読み進めるに連れて作り出されるメタデータを完全に無視しているのである。

さて、このエッセイは2つの疑問について書かれている。

1つ目は、今ある電子書籍リーダーの何がダメなのか、どう作り直せばいいのか?

2つ目は、デジタル文書を読み進める上で我々の作り出すメタデータをどのように集約し活用していくのか、そしてそれが本と我々の関係をどのように変えていくのか。

まずは、電子書籍リーダーのデザインや使い勝手から見ていこうと思う。そして、その後に電子書籍の本当の意味でのデジタルな使い方を考えていきたい。

今の電子書籍とは

iBooksとKindleアプリのいろいろな面を比較してみよう。

iBooksでは余白を持たせることはせず、不必要な3Dっぽいページが描かれている(Fig. 1参照)KindleアプリはiPadの大きなスクリーンで白スペースの中に文字を置いている。

Kindleアプリのページデザインでは、ナビゲーションの位置に注目したい。ライブラリ(ホーム)へ戻るボタンやブックマークボタンは文字から離れて左右の余白に置かれ、文字サイズの変更等、文字に直接関係しているものは、文字のすぐ下に配置されている。

iBooksはどうかというと、全部いっしょくたに同レベル配置されてる。文字以外の部分であまりにも思慮が浅い。雑な「○○っぽさ(メタファー)」があるのだ。

20100501ereader1.jpg

iA Inc.のOliver Reichenstein氏はこの雑な「○○っぽさ」がiPadのiBooks が駄作である所以であり、危険な点であると指摘している。(1参照)

「電子書籍リーダーで、左右にページが重なっているグラフィック(本の3Dっぽさのこと)、最初のページ目も最後のページも。これは見た目にも間違っているし、わかりにくい。変な感じがする、つまりとにかく変なのだ。ここが駄作。」

「○○っぽさ」何かを隠喩するというデザイン手法は、ものの価値を高めるのに大きく役立っている。このページが重なったグラフィックの表示を実際の残りページに変えるだけでも、使いやすさは大きく向上するだろう。今回のAppleのこのページ表示方法はただ思慮が浅く間違いであるとしか言いようがない。うるさくて古くさいだけである。優れたインターフェースデザイン(静かで美しく歳を重ねる)の目指すべきものと真逆である。

Kindleアプリはこのような失敗をしないようにがんばっている。本を意識しながらもできる限りシンプルに。不必要なページのめくれるアニメーションでびっくりさせられることもない。意味のないグラフィックでごちゃつくこともない。ナビゲーションを隠すと時計の表示も消える。ただ1つのこと、読む、ということに集中させてくれる。

下の画(Fig. 3・4)はiBooksとKindleアプリの最もシンプルなモード。どちらが読みやすいだろうか?

20100501ereader2.jpg

【フォント】

iBooksにはタイポグラフィーの問題もある。Font FeedのStephen Coles氏はiBooksの(そしてiPad全体の)フォントのチョイスについてこう述べている。

「出版社やデザイナーにそれぞれの本のフォントを選ばせないのなら(Sam Wieck氏もこれについて話している(3参照))ユーザーのオプションは良いものでなくてなならない。残念なことに Appleが出しているのは Baskerville (Monotype)・Cochin・Palatino・Times New Roman・Verdanaの5つ。私の意見だが、この中でスクリーン上で読書をするのに耐えうるのは Palatinoだけだろう。」

もちろんKindleアプリも多種多様なフォントが搭載されているわけではない、だが少しはましなようだ。 Coles氏はこう続ける。

「Appleと違って、Amazonはいろいろと調査したのだろう。 PMN Caecilia(4参照)はフォント好き以外にはあまり知られていないないフォントだが、読むということにはとても適したフォントの1つだ。ストロークのコントラストもセリフもKindleにとてもあっている。」

まだまだ続きます。是非どうぞ!

 【端末の偏在性】

iBooksにはソフトウェアのデザインにおいて急速にメインとなり得る要素がいくつかかけている。その最たるものはクラウド同期である。Tim O'Reilly氏もAppleの一般的な同期仕様の不足について最近のNew York Timesで述べている。(5参照)

「iPhoneやiPadにおけるメディアやアプリケーションの同期仕様はあまり深く考えられていない。 MobileMeは、Appleのサービスに取り込みつなぎとめておくための最たる手段であるべきなのに、結局ただAppleユーザーを対象としたアドオンレベルの小さなものとして売られているにすぎない。もしAppleが勝利を手にしたいのであれば、インターネットのサービスにおいてのネットワークというものの大きな効果をもっと理解する必要がある。資金をいくらかつぎ込んででも必要なレベルへ向上させ、今まで以上にユーザーをAppleのサービスに引き込んでいかなければならない。」

現在、 KindleアプリをiPhoneで起動し寝る前に本を読む、そして翌朝iPadで昨夜の続きからさっと読むことができる。Kindleリーダーがあれば同じ本を電車の中だろうが、会社だろうがどこだろうが「さっきの続き」から読む事ができる。

複数の端末を使うことが増えるにつれて、どの端末でもどこででも「さっきの続きから」ができるというのは、アプリの使い勝手にかかわってくるだろう。

【購入方法】

iBooksが正しい方向に機能しているところを1つあげるとしたら、それはiBookstoreである。iBookstoreはiBooksに実にスムーズに組み込まれており、本を見てまわる、購入する、読むというインターフェースが上手く機能している。Kindleアプリはこれに比べ、(iPhoneやiPadでは)ウェブブラウザを別に立ち上げなくてはいけないので、購入と読書の間に大きな壁があると言えるだろう。

しかし、AmazonにはKindle本(又は無料サンプル)をiPad・iPhone・Kindleに迅速に送ることのできる特例仕様がある。これは私がノートPCでよく使っている機能だが、なかなかAppleをうまく利用している機能である。Amazonがアプリ内でブックストアを作るのと、Appleがフル装備のオンラインブックストアを作るのでは前者の方は遥かに楽だろう。

【とは言っても】

もちろんどんなにブックストアがよくても、実際に本を読む部分がダメなら意味は無い。個人的には iBooksよりもKindleアプリの方が若干ましだと思っている。が、ましだというだけでどちらがいいとは言っていない。どちらにしても、紙の本をスキャンして作ったPDFよりもいくらかましだというだけだ。もし本当にデジタルという利点をいかした電子リーダーが欲しいのであれば、やはり作り直すしていくしかないだろう。

こんなのが欲しい

さて、性善説で話をするとして、もしDRMフリーの本を不法にダウンロードするのと納得のいく値段でDRMフリーの本を購入するのとあれば、多くの人は後者を選ぶだろうし、本の中身全部をコピー&ペーストしてオンラインのどっかに載せるようなことはしないだろう。もしそんなことないと言うのであれば、電子書籍の可能性は永遠に表にでてこない。

さて、モダンな電子リーダーとは何か? Liza Daly氏がわかりやすくまとめている。(5参照)

「真にモダンな電子リーダーとは、密接にウェブにつながっており、読んでいる最中そして読み終わった後にも疑問点等をまとめておけるものである。」

個人的にとても好ましい説明である。「疑問点」というのもうまい具合にぼやかされた言い方で好ましい。Dlay氏がここでいう「疑問点」というのはウェブで検索するというようなものではないと思われる。彼女の言っているのは電子書籍をひらくたびに作られる、そして読み手である我々がアクセスできるデータによるネットワーク全てではないだろうか。

さて、一旦それは横におき、やはり電子書籍を読む上でアプリケーションにまず目を向けなければならない。この基本ができなければ、電子書籍に関わる全てのことなんて始まらないのである。

電子リーダーの基本

紙の本も電子書籍も元をたどればどちらも文字である。デザイナーはその昔、文字ブロックの配置について厳格とも言えるルールを作り出し、その結果、文字は読者の心へスムーズにしみ込んでいくようになった。彼らはプライドをかけて、本という物体を効果的かつエレガントに情報を読者の心のなかへ伝える道具へと変化させた。多くのタイポグラファーはご存知のとおり、最高のタイプフラフィーとはそうとは気づかないものである。

現在の電子リーダーはこの先人達から残された知恵を忘れてしまっているようだ。読者を自然と物語に引き込むためにどれだけ快適に文字をみせるかという、最も基本となる部分を忘れてしまっている。本に関する全ての試行錯誤はこの1点に基づいているのだ。

少なくとも現在の電子リーダーがなんとか改善していかなくてはいけない点は以下4つ。

・ハイフネーション

iPhoneアプリのEucalyptusはハイフンをうまく扱っている。もしこのアプリができるのであれば、AppleだってAmazonだってできるはずである。ハイフンは1行が長くなれのであれば、たいした問題ではない。ただ、電子書籍の強みの1つでもある文字サイズの変更、文字を大きくして読むのであればハイフンは必須になるだろう。フォントサイズが大きくなるほど、ハイフン有りの場合の読みやすさは向上する。(Fig. 5参照)

・均等配置

これにはあえて、触れないでおこう。このオプションをいれていない大手電子リーダーは病的と言ってもいいと思うのだが。

・マージン

フォントの種類とその大きさ、ページ全体をどう形作るかということに行の長さとマージンは密接に関係している。(Fig. 6参照)Instapaper.com(8参照)では、読者にマージン・フォントのサイズ変更等のオプションを与えている。しかし、読者はタイポフラファーではない、故にそのようなオプションはいらないのである。ページをうまくデザインするベースがある、読みやすいとされるベースが。電子リーダーはこのレイアウトの基本アルゴリズムと読者に与える変更オプションの間でうまくバランスをとっていかなくてはいけない。

20100501ereader3.jpg

・コピー&ペースト

コピー&ペーストができない。この理由は実に明らかである。出版社は読者に本を簡単にコピペされたくないのである。DRMへの異常なまでの不安からくるものであろう。

もちろん中には悪意を持ってコピペする方法を見つけ出し、本の中身を流す人がいるのも事実である。だが、それ以外の人にとってはコピペ制限はなんとも不便なものでしかない。さらに電子書籍の強みの1つであるべき「簡単に操作、転送ができる」という点を相反することになる。このDRMフリー問題は、JS操作で右クリックでWeb上の画像を簡単に保存できなくさせるのと似ている。なんとも不自由で効果的じゃない問題である。

現在、紙に印刷された本のタイプグラフィーの方が iBooksやKindleのヴァージョンよりも数段美しくエレガントであるのは言うまでもない。

多くの電子書籍はOCR(光学式文字読取装置)でスキャンされており、本全体のまとまりやページのまたぎ方に違和感がある。読書体験という点において、なぜ遥かに劣っているもの=電子書籍に(紙の本)とほぼ同等の値段を設定することができるだろうか。電子書籍における読書という体験は実にレベルの低い状態にある。それは端末のせいではなく、考えなしの(文字の)プレゼン方法によるものである。基本に戻り、そこにフォーカスを当てれば、読書はもっとよくなるはずである。

タイポグラファーのBringhurst氏は、「タイポグラフィーとは、読まれる前にまず目を惹き付けるものでなくてはならない。しかし読むという事に焦点を当てる場合、その目立つところを無くさなくてはならない。タイポグラフィーとは書かれるもの全てである、故にじつに優美で透明な存在である。」と語る。(9参照)

現在の電子リーダーはもう十分に目を惹き付けている。今目指すべきゴールは、いかに優美で透明な存在に近づくか、ということだろう。

ネットワーク(電子リーダーにおけるソーシャルネットワークの仕様)

図書館をめぐって、Mark TwainやDavid FosterやPaul Randの本を探しまわっている人の話をきいたことがあるだろうか? (10・11・12参照)探しているのはただの本ではなく、何かの印(落書きやコメント、アンダーライン、折り印等)が残された本である。なんと素敵な話だろう。この印になんの意味が? なぜその印を残したのだろう? 人の心をノゾキ見るような、わくわくするなんとも言えない体験である。それらの印を見ていくと、文章そのもの、そしてそれを読んだ人の中身まで伝わってくるようだ。

紙の本を読む時、私はアンダーラインを引きメモをとる。ページを折って印もつける。(13参照)そして読み終わった時、後ろの白紙のページにそのメモのまとめを書き込む。

多くの人が同じような習慣があるのではないだろうか。

【集約することで】

例えば、1万人がKindleで同じ本を読んでいるとする、そして各々がメモを残しアンダーラインを引いている。これらを集めたものはなんとも価値のあるものだとは思えないだろうか? もし出版社が自分のメモをKindleやiBooksの他ユーザーと共有したいと考えるなら、そのシステムが組み込まれているべきではないだろうか?

1万人が印をつけた場所を表示してくれる電子書籍。これこそ最強の自分達で作る虎の巻ではないだろうか? 専門家のまとめ等いらなくなるのではないか? 我々読者自身がそれぞれの電子コピーを読みそしてに印をつけるたびに、まとめを集め作り出していくことになるのである。

この本の1番の山場を表示してくれる。1番熱いとこを教えてくれるわけだ。「最も熱い」「まったく熱くない」をマッピングする。例えば、このオバマの伝記のどの章が最も熱い=絶対見落としてはいけない部分なのかがわかるということだ。(Fig. 7参照)

Stefan Sagmeister出版社に村上春樹の最新本のハイライト部分を共有してほしい。これを実に見てみたい。そしてきっと多くの人もそう思っていると思う。

私が本を買おうか悩んでいる時、いったいどれくらいの人がどれくらいまで読んだのかを教えてくれる。どれくらいの人が最後まで読んだのか? それとも途中で読むのをやめてしまったのか? どれくらい目もがとられたのか? それくらいアンダーラインが引かれたのか? そんなことを教えてくれるわけである。

これらの印(情報の集合)はその特定の文章と同じくらい深い意味を持つものだろう。だが、これらの情報は本が電子書籍化するまでは見えなかったものだ。情報を集約し、そしてそのデータにアクセスすることができるシステムが必要である。そしてこのシステム、アクセスの流れは電子リーダーに自然な形で組み込まれるべきなのだ。(15参照)

20100501ereader4.jpg

【自分版】

本を読み終え印もつけ終えたら、自分改訂版を作れたら素晴らしい。自分が印をつけた箇所だけを表示してくれるのである。さらにそれを自分改訂版として書き出したい。メールで送りたい。PODのコピーをつくって自分図書館を作りたい。

【電子リーダーの外の世界で】

電子書籍は電子リーダーと必ずしもセットである必要はない。文字なのだ。フットワークが軽いのだ。出版社はこれらの本の参考図書にアクセスできるようにすべきである。つまり、電子書籍はオンラインのどこかに存在する必要があるということ。Amazonは実際にこれを「中身を見る」仕様として行っている。著作権を犯す事なく1部だけ見る事ができる、そんな仕様が求められる。

例えば、私が読んでいる本の中である素晴らしい1文を見つけ、その1文をTwitterでつぶやきたいと考えたとしよう。それがKindleアプリからスムーズに簡単に行えたら素晴らしいと思う。1文をハイライトして「ブロードキャスト」をクリック。するとKindleアプリがその文章をURL入りでツイートしてくれる。URLは自分が読んでいる本のAmazonのページへと飛ぶ。そこで1部の文章を読む事ができ、購入することもできる。もしすでに購入ずみの本であればブラウザ内ですぐに読むこともできる。そんなのを求めているのだ。

【新しい読書の基本とは】

今まで読書とは独りで行うものだった。それは本というものの形態からそうなっていたのだ。だがこれからは違う。

多くの点で、私は電子書籍にとてもわくわくさせられている。マルチメディア化ということではなく、メタデータの可能性に興奮するのである。その光り輝くような可能性に。Richard Nash氏の言葉を借りれば「同じ本を読んだ2人の人間のその共通性(16参照)」に胸を踊らせているのだ。

まずは見た目のスタイルから1歩引くことだ。このわかったようなわからないような中途半端な「っぽさ」をまずはやめてしまいたい。

それよりも基本に目をむけるべきである。本の基本である電子リーダーのタイポグラフィーやページのバランスをよくしてくれ。ソーシャルネットワークをもっと考慮し充実させてくれ。読者の権利をもっと考えてくれ。そうすれば、電子リーダーの新たな形がもっと見えてくるだろう。

【Mod氏のエッセイでの参照文献】

  1. Designing for iPad: Reality CheckOliver Reichenstein, iA Inc., April 12th, 2010
  2. What the iPad is MissingStephen Coles, FontFeed, April 8th, 2010
  3. Books, Typography and the iPad, Sam Wieck, March 2010
  4. PMN Caecilia
  5. The iPad in the Eyes of the DigeratiTim O'Reilly, David Gelernter, Liza Daly, Craig Mod, Sam Kaplan, Emily Chang and Max Kiesler, New York Times, April 6th, 2010
  6. File Sharing with an iPad: Ugh!, Ted Landau, The Mac Observer, April 6th, 2010
  7. These details matter now because now is when these marketplaces gain reader mindshare. I've been using Kindle.app - for all its shortcomings - on my iPhone the last six months. In a sense, Amazon's already won me over. There's little to no incentive for me to read in iBooks. Especially considering iBookstore's selection and pricing doesn't beat Amazon.
  8. Instapaper.com
  9. As Transparent as Typography, Liz Danzico, Bobulate, September 6th, 2007
  10. Mark Twain, Self-Appointed Literary Critic, New York Times"A trove of books owned by Mark Twain, which you can browse here, shows that he could not resist leaving comments and corrections throughout the margins of the many books he read."
  11. What David Foster Wallace Circled in His Dictionary, Slate, April 2010
  12. Paul Rand: Bibliography as Biography, William Drenttel, Design Observer, September 3rd, 2003
  13. Pages with notes are dog eared on the lower-right corner. Upper-right corner is used for bookmarking (I have no qualms with folding pages!). Bottom-left for particularly great spreads.
  14. Book I've finished recently, Derek Sivers
  15. Enhanced Editions already does this with their book analytics. On the reading habits of their users, they track: which pages are read, what time of day the reading happens and for how long the session lasts. Peter Collingridge, CEO of Enhanced Editions, gave an excellent talk at TOC about this and more in February, 2010.
  16. Nash on the future of publishing [video], April 2010
  17. On Writing Well, William Zinsser

(※米GIZMODOを元に翻訳しましたが、公式翻訳がこちらにあるそうです。是非どうぞ!)

Craig Mod(原文/そうこ)

6月1日追記:掲載当初、原稿が途中で途切れていましたこと謹んでお詫び申し上げます。