MicrosoftはAppleのFaceTimeをとりいれるべきでは?

MicrosoftはAppleのFaceTimeをとりいれるべきでは? 1

昔は夢のようだったテレビ電話。今や当たり前になってきました。となるとスタンダード基準は何かが気になります。

MicrosoftはKinectを介してのビデオチャットサービスVieokinectを発表。AppleはiPhone 4でFaceTime。さらにお馴染みのSkypeもあります。何を使おう、どう使おう、悩んでしまいますねぇ。

ビデオチャット。思い描いた未来がこの手に。今ではパソコン同士でのSkypeやiChatを使ったビデオチャットは当たり前。特に目新しいわけでもなくなっています。産まれた赤ちゃんのお披露目用に、外国に住んでいる友達とのおしゃべりに、買ったばかりのワンピースのアリナシを聞くのに、ビデオチャットはまさに簡単便利なツールとして我々の生活の中に溶け込んでいます。

そして今、この簡単便利ツールがパソコン間だけでなくそのテレビを介して、携帯電話を介して可能になろうとしています。

しかし、端末・企業間のインターオペラビリティ(相互運用性)なしでは、完全に簡単便利ツールとは言い切れないと思います。

理想は、何か標準基準のサービスが欲しいということ。ビデオチャットが可能などの端末でも使うことのできるスタンダード。そうすればXbox 360からお友達のiPhone 4へ、にっこり笑顔のビデオチャットが可能になるわけです。iPhone 4からXboxへの逆も然り。

AppleのFaceTimeはオープン規格なため、他社もこれを利用して独自のサービスを展開していくことも可能なわけです。故に、Microsoftだって苦労無くこれをXboxに組み込むことができるわけです。さて、問題はMicrosoftがそれをするかどうか、ということ。もちろんしないですよね。MicrosoftはMicrosoftで独自のビデオチャットのスタンダードVideokinectを作りました。ということは今後Windows Phone 7端末には全面へカメラがついて、携帯電話からもビデオチャット可能となる、ということでしょうか? 可能性は大きいです。

そうなれば、ビデオチャットの世界はますますスタンダードがないまま細々分かれていくのです。

もちろんここでMicrosoftが狙っているものもわかります。Videokinectでのビデオチャットの人気が出れば、ユーザーはきっとVideokinectを電話からもやりたくなります。とするとXboxユーザーはWindows Phone 7端末が欲しくなる、買う可能性がぐぐーんとアップ。

しかし、しかしですよ! もしビデオチャットいうものを1つのメディア=通信方法として真剣に考えるのであれば、誰でも使える状態を作る必要があるのです。孫とビデオチャットをしたいおじいちゃんおばあちゃんがそれだけのためにXbox 360とKinectを購入するでしょうか? もしビデオチャットというものにスタンダードがあれば、もっと安価なビデオチャットができる簡単な端末を購入すれば孫とおしゃべりできるのです。ビデオチャットというメディアに参加することができるのです。スタンダードがあれば、より多くの人にとってビデオチャットというもののハードルが下がるのです。それは先をMicrosoftにとってもKinectの売り上げ台数をのばすチャンスにつながるはずです。

Microsoftがどんなに嫌がろうとも、やはりオープンであるAppleのFaceTimeを導入するべきなのではないでしょうか。オープンスタンダードを作りそれを持続できるほど大きな会社はそうそうたくさんありません。Appleはそれができる会社の1つです。もしMicrosoftとAppleはビデオチャットという市場においてどちらがスタンダードであるかを争いはじめたら、結果としてどちらにとっても負になる部分が多くなるのではないでしょうか。

そこでMicrosoftさま! ここは1つオープンであるAppleのFaceTimeを導入してスタンダード化を進めませんか? 今はツライ、きっととてもツライでしょう、でも近い将来より多くのKinect、また新たなビデオチャット端末を市場に出し売っていくことができるはずです! 我々に本当に便利で簡単なツールを!

いかがでしょうか?

Adam Frucci(原文/そうこ)