どこにでも埋められます! 完全防水耐震の秘密の隠れ家が地下に出現[震災対策技術展]

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もう一部屋、ササッと地中に増やせますよ!

地震・自然災害対策の最先端技術を披露する「震災対策技術展」がインテックス大阪で開催されましたが、ドデカイ展示ブースが会場内でもひときわ目を引いて、来場者の間で大きな注目を集めていたのは、完全防水耐震設計のミニ地下室「デポエンジェル」でしたね。なんと言っても、どこでも好きなところへ埋め込むだけで、地上の外界とは安全に隔絶されたプライベート空間を作り上げられるのが魅力ですよね。

ではでは、普通は地下に埋まっていて見えないデポエンジェルの内部へ、特別に今回は潜入してみることができましたので、どうぞ続きからじっくりとご覧くださいませ。これは絶対に男の秘密基地に欲しいですね...

 

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まるで潜水艦のハッチを開けるような感覚で、デポエンジェル内部の秘密の地下室へと降りていきますと、いやいや、思ったよりも広い空間に驚かされますよ。狭いエリアを身を屈めながら移動しなければいけないのかなっていう先入観は完全に誤りだったようで、防災備蓄庫としての用途に限らず、これならばアイディア次第では、かなりいろいろと活用できちゃいそうですね。

換気システムなんかも完備されているので、すでに実際に導入した人の中には、ワインセラーや書庫、クローゼットとして利用していたり、日頃は床下にデポエンジェルが埋まっているなんて気づかれないように装って、貴重な宝物を保管する金庫代わりに使っていたりと、ユーザーからは好評のようです。地下の涼しい環境が、カブトムシを育てるのに最適...なんて感想まで届いてるみたいですよ。

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興味深いことに、デポエンジェルの製造販売を手がける玉田工業は、元々はガソリンスタンドの地下石油貯蔵タンクで名の知られたメーカーなんだそうで、長年の地下ガソリンタンクとの付き合いで培われた技術が、デポエンジェルにも完全に応用されているという自信作になっていますよ。スチール、断熱材、FRPの複合素材で作り上げられた継ぎ目のない一体型ボディーで、半永久的に完全防水を実現しているほか、調湿機能、防カビ、防臭、抗菌といったポイントも着実に押さえられていますね。

ほとんどどこにでも場所を選ばず設置できるデポエンジェルは、災害時にも安心な簡易シェルターとしての防災目的を超えて、理想の地下ルームを求めるマイホームオーナーからのリクエストに応えながら、少しずつ普及していってるみたいです。ちょっとした裏技情報といたしましては、新築の家の床下収納にデポエンジェルを設置しても、容積率には含まれないなんてメリットもあるそうですよ。お値段はザッと200万円からとのことですね。こんな楽しいスペースを備えたオフィスなんていうのもアリかも...

[震災対策技術展]

(湯木進悟)