ギークのための旅行準備万全ガイド

ギークのための旅行準備万全ガイド 1

そろそろ「夏休みはどこか行くの?」なんて、挨拶代わりに聞かれる季節になってきました。

旅行の準備って、いろんなものの予約やら、荷造りやら大変です。特に、ガジェットとともに旅するギークな方々には独自の工夫が必要ですね。そこで、ギークのための旅行準備ガイドをまとめてみました!

続きでどうぞ。

事前の準備

・旅程をまとめる

ツアー旅行ならともかく、自分で旅行プランを組み立てる場合はいろんな情報をひとまとめに管理する必要があります。飛行機、ホテル、レンタカーなどなど。さらに、食事の予約も必要かもしれないし、旅先で誰かを訪ねるとか、イベントに参加するとか。することが増えれば増えるほど、全てをきちんと把握しておく必要があります。

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そんな情報を紙でいちいち持ち歩くなんて煩わしい、という方。TripItがおすすめです。TripItは無料(TripIt Proが49ドル、約4310円)で、ポイントは、TripItのメールアドレスに飛行機などの予約確認メールを転送すると、自動で旅程表を作ってくれるってところです。読み取りが正確にできない場合はTripItのサイト上で編集できます。また、iPhoneAndroidBlackberryアプリもあります。

・自宅へのリモートアクセスの確認

ノートPCと、データの詰まったハードドライブを持っていくとしても、それでも家のマシンでしかできない何かが必要になるかもしれません。理由は何であれ、自宅のパソコンにアクセスできる準備をしておくと安心です。

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LogMeInとかどこでもMy Macのようなサービスを使っている場合は、それらがちゃんと動いているか確認するだけでOKです。もうちょっと凝って、ポート転送などをしているときは外部からアクセスしてみて問題なく動作しているか、念のため確認すると良いでしょう。ご参考までに、よく使われるサービスとポート番号の対応を以下にまとめておきます。

・Webサーバー/HTTP:80番

・FTP:21番

・SSH/SFTP:22番

・SMB/CIFS(Windowsファイル共有):139番、445番

・AFP(Macファイル共有):548番、427番

・VNC: 5900番

・RDP: 3389番

・Appleリモートデスクトップ:3283番、5900番、5988番

・Sabnzbd+、その他Webインターフェース:8080番

メインのパソコンにフルアクセスできると何かと便利ではありますが、単に自宅にある動画にアクセスしたいだけかもしれません。たとえばSlingboxとか、Air Videoとかを使っている人は、設定や動作を確認しておくとよいでしょう。

ネットと携帯の接続を確保

・ネット接続方法の確認

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外出先でのネット接続は一苦労になることもあるので、事前に計画しておくとよいでしょう。宿泊先での接続方法と、必要な手順を確認しておきましょう。

ホテルに有線接続しかない場合、ポータブルルーターを持って行って、一緒に旅行する人とシェアすると非常に感謝されるかもしれません。もしWi-Fiが可能なホテルなら、そのコストと、接続速度がコストに見合うかを調べておきましょう。もし高すぎるとか、遅すぎるといった問題があれば、近場のWi-Fiホットスポットとかインターネットカフェに行くのもひとつの手です。アメリカならスターバックスやマクドナルドが無料のWi-Fiを提供していたりしますが、そうでなくても無料ホットスポットは探せば出てきます。

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Wi-Fi以外では、カバーエリア内なら3Gを使うのも選択肢のひとつです。3Gデータカードやワイヤレスルータを持っていれば、準備はできています。また。携帯電話しかない場合でも、(日本では今は公式な方法ではありませんが)テザリングという手もあります。

どのような手段でも、事前に計画しておきましょう。また、公共のWi-Fiにつなぐときはセキュリティにも注意しましょう。

・携帯電話が使えるか確認

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国内旅行であればそれほど問題になりませんが、海外の場合、旅行先でも携帯電話が使えるかどうか、使える場合の手続き、料金なども要確認です。お使いの携帯キャリアや端末によっても違ってきますので、各社サイトでチェックしておきましょう。

・NTTドコモ: WORLD WING

・au: グローバルパスポート

・ソフトバンク : 世界対応ケータイ

・イー・モバイル: 国際ローミング

「携帯電話は使えないが、Wi-Fiはある」という場合は、Skypeを使うのもアリですね。

荷物の準備

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服に歯ブラシ...はもちろんですが、ガジェットも持っていきますよね。まず、ガジェットのリストを作りましょう。次に、充電のために必要なもの。最後に、必要なアクセサリ(カメラ用に予備のメモリカードがあるとよさそう、とか)もチェックしましょう。

・充電対策系

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デジカメやノートPCや携帯電話を持っていく、ということは、充電器もその分必要になります。場合によっては、アダプターを共通にできるかもしれません。一般的な乾電池を使うデバイスなら、エネループなどの充電できる電池を持っていくと荷物を減らせるかもしれません。

コンセントがたくさん必要になって、ホテルの部屋にあるだけでは足りないこともあります。電源とUSBそれぞれ2口ずつ付いたこんな充電器があると便利でしょう。

・アクセサリー系

充電関係以外にも、いくつかアクセサリーが必要かもしれません。ケーブルはどうでしょうか?普通のケーブルを持ち歩くなら、ごちゃごちゃにならないようにまとめるクリップやバンドなどを使うと良いです。または、動画のようにツールを使わずにまとめるテクニックもあります。

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ケーブルをまとめるのが面倒なら、巻き取り式とか、短いケーブルを使うという手もあります。巻き取り式イヤフォンを自作する技などもあります。

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デジカメを持っていくなら、予備のメモリーカードとか、カードリーダー予備のバッテリーも必要かもしれません。メモリーカードは大容量のものが1枚あればOK、という考え方もあるでしょうが、万が一それがダメになってしまった場合にはバックアップなしの悲しいことになります。メモリーカードを複数持っていればそうした心配もありません。また、ホテルに戻ったときなどにこまめに保存しておけば、仮にカメラを盗まれたり失くしたりしても、写真は残せます。

海や川など、濡れる心配がある場合は、カメラの防水対策も考えましょう。単にカメラを壊さないためだけでなく、水中写真も撮れるのが魅力です。お使いのカメラの純正の防水ケースもあるでしょうし、ケースを自作する方法汎用的なケースなど、選択肢はいろいろです。

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(Photo by Noah Dachis.)

・ダウンロード系

モノだけじゃなく、データの準備もお忘れなく。移動中のための音楽や動画は揃っているでしょうか。何らかのソフトが必要な場合もあるかもしれません。事前にダウンロードしておきましょう!

いよいよパッキング

・ガジェットはケースに入れて

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ガジェットには、旅行向きでない面もあります。上記のようにまとめるのも一苦労だし、空港のセキュリティチェックとか、あれこれ大変です。数年前、アメリカのTSA(運輸保安庁)から「チェックポイント・フレンドリー」なノートPC用ケースの規格が指定され、そんなケースを使うと少し楽になりました。このケースのオマケの使い道として、洋服を詰めれば手軽な枕代わりにもなるのもメリットです。

・服は丸めて

洋服のパッキングも効率よくしたいところです。洋服を丸めて詰めるとスペースの無駄がないですし、意外としわにもなりにくいです。ただ、丸めるのには抵抗がある方、以下の動画の方法だと、2秒でシャツがたためます


Fold A Shirt In 2 Seconds - Funny home videos are a click away

ドレスシャツをたたむなら、こちらの方法が良さそうです。

スーツケースの中をきれいに整理するには、パッキングキューブを使うと便利なんですが、日本ではあまりポピュラーじゃないみたいですね。

旅行中のバックアップ

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バックアップは重要とわかっていても、旅行中はつい忘れがちです。MozyとかCarboniteなど、クラウドのバックアップサービスを使っている場合、旅行先では上り回線が遅すぎるかもしれません。バックアップのためだけに外付けハードドライブを持ち歩くのも面倒です。

普段と同じバックアップ方法をとるのは難しいので、さしあたって旅行中、ファイルを守れればOKということにしても良いんじゃないでしょうか。カメラ用に予備のメモリーカードを持っていくなら、余ったスペースをバックアップ用に使うのもアリでしょう。

アンプラグするのも忘れずに

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省エネとか落雷対策のためにマシンの電源抜いて出かけましょう、ということではありません。

ここまで、さんざ接続方法の確認とかおすすめしておいて何ですが、やっぱり夏休みは、お休みです。たまには日常を離れて、思いっきりのんびりするのもどうぞお忘れなくってことで。

皆様、良い夏休みをお過ごしください!

Adam Dachis(原文/miho)