iPhone 4白の発売延期は良いニュース

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アップルが製造困難を理由にiPhone 4ホワイトモデルの発売を年内遅くに延期しましたね。アップルが白ガジェットで問題抱えるのは初めてじゃないので、慎重に取り組むのは何よりだと思います。

2006年頃製造された白Macbookにはひび割れ問題がありました。アップルが修理対応したのは発売後しばらく経った2009年でした。

2008年には3G iPhoneホワイトのミュート・スイッチ周辺にひび割れの問題(日本語関連記事)。

2000年には4G Cubeにひび割れ。ウロ覚えですが、ホワイトのメタルライナーに問題があるとかないとかで(確か問題はなかったんだけど割れたんでしたよね)。

もちろん、ひびの入らないホワイトのApple製品も沢山あります。一例をあげると、iPodは初代からずっとそうだし、AirMacの製品ラインも。ここで挙げたのは白プラスティックのものが、黒ほどには強くないという例ですね。(ある読者が指摘してくれたようにiPhoneはほぼ全部ガラス製ですけど、まあ、それでも...)

ひとつ確かなことは、猛烈な勢いで新製品リリースしてきたアップルも、今度は慌てて出すんじゃなく、ひと呼吸置いて万全を期しているってことですよね。絶対その方がリコールや修理よりいいし、アップルにとってもプラスなんじゃないかな、というのが僕の読みです。

P.S. こうなると黒iPhoneの方がずっとメリットある気がしちゃいますよね。もっとタフでクールで今すぐ買える。ユニコーンじゃないiPhone注文するなら今かも!

ちょっとガラスとは違うんですが、読者の方からはこんなコメントも入ってますよ。;

 

プラスチックと言えば、パパがプラスチックの営業を長年やってました。ホワイトのプラスチックはカーボンが入ってないので弱いんですよね。カーボンが少なければ少ないほど強度は下がりますから、黒プラスチックの方が強い。PVC(ポリ塩化ビニル)があんな強いのは六角柱の分子構造だから。でもPVCは、カーボンが中~少程度含まれているABS樹脂ほどにはLB当たりの原料コストが安くないのです。ABS樹脂はスチレン・プラスチックで、白プラスチックのコップと同類ですけど、PVCはとても強度に優れており飲み物に使う白いカップとは全く別物ですから。

白プラスチックで製品づくりする人が誰でも多くの問題を抱える理由はそんなところにもあります。コストが同じだと白プラスチックは黒プラスチックほど好適じゃないんです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Polyvinyl_chloride

http://en.wikipedia.org/wiki/Acrylonitrile_butadiene_styrene

―本当のところ何が原因なんでしょうね。

Brian Lam(原文/satomi)