ギズモードが考える、噂の40インチ新Apple TV より素敵なApple TVとは!?

ギズモードが考える、噂の40インチ新Apple TV より素敵なApple TVとは!? 1

先日、アップルからiOS ベースの新Apple TVが99ドルで発売される!? というが聞こえてきましたが、最近、さらにこんな新情報も舞い込んできました。

曰く「iPhoneやiPadと連携し、アプリも統合されゲームもできるという、40インチのでっかいApple TV を2000ドル(約17万円)で販売するらしい」とのこと

この噂の発信源は、Piper Jaffrayアナリストのジーン・ミュンスター氏。彼によると、「今回のiTVの登場は、あくまでも2012年発売予定のオール・イン・ワンの40インチApple TVの発売までの布石なのであーる」そうです。さらに「この新Apple TVによって、アップルは26億ドルの収益が得られ、2014年までには、恐らく急速な成長によって76億円の収益になるだろう。iOSがベースとなったフラットスクリーンのiTVが2000ドルで販売されることによって、同じサイズのHDテレビ帯に、相当な価格高騰を産むことになるだろう」と予想しています。

...ちょっと待ってください、もしその噂が本当だとしても...そんなテレビって、需要あるのですかね? 40インチのApple TVは確かにお洒落そうで魅力的ですが、いざ真剣に考えてみると、もっとスマートなアプローチがあると思うんですけどね...。iOSがベースということは、乱暴に言えばiPod touchやiPadを40インチにしただけ、という風にも聞こえます。そのような製品は、一般消費者に受け入れられるのでしょうか?

新Apple TV賛成派の専門家の人たちは、「スティーブ・ジョブズとアップル社が新しいスマートフォンやタブレット機器のこれまでの概念を覆した事と同じように、新しい概念のテレビを再発明するだろう!」とワクワクしているようですが、今販売されているハードウェア製品用の部品を再利用し、素晴らしいソフトウェアを組み込んで、クールなデザインにした新しい製品に、高い利益をのっけてApple TVとして販売しようとしても、今のテレビ業界は、3年前に初めてiPhone が登場した携帯電話業界とは状況が違うんですよね。

新しいApple TV が、どんなにサイズが大きくて進化した製品だったとしても、消費者のほとんどはすでに今あるテレビに慣れきっているので、結局は買うのをためらうんじゃないでしょうか? だって消費者は、もうすでにリビングルームや寝室にテレビを持っているし、何の不満も無しに毎日そのテレビを使っているじゃないですか。

テレビの使い方は消費者自身で決めるものです。地上波から好きな映画や番組を視聴したり、DVDなどを買ったり借りたりして視聴したり、またコンテンツはインターネットから得る、という人もいますよね。つまり、既存のテレビは、すでに「ハブ」として完成しているのです。

そして大画面テレビは高級家電としてかなりの消費者がすでに購入済みで、そう滅多に買い換えるようなシロモノではないですよね。携帯電話とは違って、テレビは償却期間が長い製品です。

また、テレビで見れないコンテンツは無い! と思われているのが常識です。(新 AppleTVは、おそらくポルノなどのコンテンツは制限すると思われます。)

このような状況から考えても、2000ドル(もしくはそれ以上?)の新Apple TV は、どんなに魅力的で魔法のような製品であったとしても、あんまり売れないんじゃないかと思うわけです。

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だからギズモードはこう思うわけです。

アップルは、全ての既存のテレビをiOSベースのテレビにしてしまう事ができる、シンプルで小さなボックス(Apple TV)を安価に作ることができるはずです。だから高価でデカいテレビなんてわざわざ作る必要が無いんじゃないかと。つまりは、テレビとiPhone、iPadをつなぐ事ができるシンプルなデバイスがあればいいんじゃないのか、ということを提案したいわけです。

アップルにとっても、こんな製品だったらマーケティング的にもいい感じなはずで、

今噂されている2000ドルのテレビなんかよりも、コストを抑えて大量生産できて、そしてサポートも難しくないでしょう。

特に、すでにiOSのデバイスを所有している1億人の人々にとっては、そんなApple TVがあったら最高に違いないと思うわけで、慣れ親しんだ自分のiOS製品を、自分の大画面につないで楽しむことができるわけですから。しかもそんなに高くないコストで! すでに所有しているテレビを自分のiOSデバイスの拡張機能として楽しむことができるようになるということは、例えば、Netflix、Hulu(※米国のサービス)、Apple moviesなどのコンテンツや、クラウドベースの音楽サービス、数多のゲームアプリを自分のテレビで簡単に楽しむことができるようになるって、考えただけでワクワクします。

iPhoneとiPadを持つユーザーが、2000ドルもするようなでっかいApple TVを買いたくなるかどうかはわからないけど、iPhone やiPad をすでに持っているテレビやプロジェクターにつなぐことができるiTVだったら、使い方にいろんな可能性が芽生えてきて、欲しくなる気がします。

まあ、2000ドルの新しいApple TV の話はあくまで噂の域を超えない話なのでなんとも言えませんが...こうやってアップルの新製品を予測したり噂したりするのは毎度の事ながら楽しいですね。

Jesus Diaz(原文/mayumine)