ビデオ機能を強化したNikon D3100発表。完全なるAFでフルHD動画が撮影可能に

ビデオ機能を強化したNikon D3100発表。完全なるAFでフルHD動画が撮影可能に 1

ニコンがまたデジ一市場を盛り上げてくれそうですよ!

ニコンとしては初の、フルHD動画撮影機能を搭載したNikon D3100が発表されました。しかもこの動画撮影機能は、デジタル一眼レフとしては初めて、動画撮影中の常時AFサーボに対応しています。

h.264・24fps・1080pのフルHD動画撮影機能に対応し、デジタル一眼レフの動画撮影機能で一番のネックであったAFに、常時AFサーボを追加。被写体にピントを合わせつづけるAFや、指定した被写体を追いつづけることも可能になり、また一歩ビデオにデジタル一眼レフが近付いたんです

さらに、D3100は35人までの顔認識機能を搭載。静止画撮影はもちろん、ビデオ動画撮影時にも35人までの人の顔を認識し、オートフォーカスで被写体を追随します。秘密は、新しいイメージプロセッサーExpeed2。Expeed2のもたらす、素早いコントラスト式AFが動画撮影中の常時AFサーボを可能にしました。

もちろん、写真機能も忘れていませんよ。新しい14.2メガピクセルCMOSセンサー搭載に、常用ISO感度100〜3200、拡張で1万2900まで拡張可能。また、11点AFなどなど、細かなブラッシュアップが図られています。なお、D3000のガイドモードはそのまま継承です。

18-55mm f3.5-5.6が付属しているレンズキットが700ドル(約6万円)で来月から発売開始。キヤノンの対抗機種X4より俄然安い値段でこのスペックですが、キヤノンとニコンの戦いが激化しそうですね...。

以下プレスリリースです。

株式会社ニコン(社長:木村 眞琴、東京都千代田区)の子会社、株式会社ニコンイメージングジャパン(社長:西岡 隆男、東京都港区)は、ニコン新開発のCMOSセンサーと新画像処理エンジンの搭載で高画質・高精細を実現するとともに、「ガイドモード」により思い通りの写真が撮影できる、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラのエントリーモデル「ニコン D3100」を発売します。

また、「D3100」のダブルズームキットに採用される、焦点距離55mmから300mmまでに対応する超望遠ズームレンズ「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」も発売します。

「ニコン D3100」

(AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR装着時)

デジタル一眼レフカメラ「ニコン D3100」発売概要

商品名 デジタル一眼レフカメラ「ニコン D3100」

希望小売価格 オープンプライス

発売予定日 2010年9月16日

なお、「D3100」とレンズを組み合わせた以下のキットも同時発売します。

D3100 レンズキット オープンプライス

2010年9月16日発売予定

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR 付き

D3100 ダブルズームキット オープンプライス

2010年9月16日発売予定

AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR,

AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR 付き

近年、より高画質で本格的な写真撮影に挑戦するために、コンパクトデジタルカメラからデジタル一眼レフカメラへステップアップする人が多くなってきています。しかし、デジタル一眼レフカメラは操作が難しいという声が少なくありません。ニコンでは、そうした声に応え、デジタル一眼レフカメラへステップアップする方に向けて、液晶モニターに表示される説明文に従って操作するだけで、カメラの基本操作から撮影、再生・編集、各種設定などほとんどの操作ができる「ガイドモード」を初めて搭載したエントリーモデル「D3000」を2009年8月に発売し、お客様から大きな反響を得ました。

今回発売する「D3100」は、ニコン新開発のDXフォーマットCMOSセンサーや新画像処理エンジン「EXPEED2」を採用し、高画質・高精細な撮影を実現する一方で、「D3000」に搭載したガイドモードを継承し、選択項目やアシスト画像を追加することでさらにわかりやすく、使いやすく進化させました。そのほか、モニター画面を見ながら撮影できるライブビュー撮影機能やフルHD動画が撮影できる「Dムービー」などの便利な機能も搭載しました。また、ボディーの小型・軽量化を実現し、ユーザーの利便性も追求しています。「D3100」はデジタル一眼レフカメラとしての本格的な性能を備えながら、初心者でも簡単・きれいにイメージ通りの撮影ができます。

「D3100」の主な特長

高画質かつ高精細な撮影を可能にする、ニコン新開発のDXフォーマットCMOSセンサーと画像処理エンジン「EXPEED2」

「D3100」は、新開発のニコンDXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED2」を搭載しています。CMOSセンサーは、有効画素数14.2メガピクセル(「D3000」は有効画素数10.2メガピクセル、CCDセンサーを搭載)、豊かな階調表現で、高画質・高精細な撮影が可能です。また、常用感度はISO 100~3200で(D3000はISO 100~1600)、Hi2(ISO 12800相当)までの増感設定が可能なため、夕暮れや室内などの暗い場所での撮影や、動きの速いスポーツシーンでの撮影にも効果を発揮します。

「EXPEED2」は、ニコンが培ってきたデジタル写真に対する考え方やノウハウ、テクノロジーに磨きをかけて開発した画像処理エンジンで、CMOSセンサーの性能を十分に引き出し、写真や動画のノイズを抑えつつ、鮮やかな色彩を忠実に再現します。

写真も動画もモニターを見ながら、気軽に写せるライブビュー撮影

「ライブビュースイッチ」を回すだけで、液晶モニターに撮影画像が表示され、すぐにライブビュー撮影が可能です。コンパクトデジタルカメラと同様の感覚で気軽に撮影が行え、デジタル一眼レフカメラの操作が初めての方でも違和感なく撮影できます。また、ライブビュー画面には撮影モード、動画記録残り時間、電池残量などの情報を表示することができます。

さらに使いやすく進化した「ガイドモード」

ユーザーのスキルを問わず、撮影から画像再生・編集、各種設定など、ほとんどの操作が簡単にできる「ガイドモード」をさらにわかりやすく、使いやすく進化させました。

設定アシスト画像:

「D3100」では撮影時の設定の際に、設定の効果を事前に確認するためのアシスト画像を表示することができます。例えば、「背景をぼかして撮る」のモードで絞り値を選択する際には、アシスト画像が絞り値に応じたぼけ具合に変化して画面に表示されるため、撮りたいイメージにあった設定を事前に確認することができ、撮影時の失敗を減らすことができます。

ガイドモードに搭載したその他の新機能:

「ファインダーで撮る」「ライブビューで撮る」「動画を撮る」の3つから撮影方法を選択可能

撮影時の設定項目「テクニックを使って撮る」に「隅々までシャープに撮る」と「水の流れを撮る」の選択項目を追加

本体設定時の項目「設定する」に「動画の設定」、「HDMI」、「フリッカー低減」、「Eye-Fi送信機能※」の選択項目を追加

※この機能に対応したEye-Fiカードを挿入したときのみ表示されます。

フルHD動画での撮影・編集ができる「Dムービー」と動画撮影時のフォーカスモード「常時AFサーボ(AF-F)」を初搭載

動画撮影ボタンを押すだけで、フルHD動画(音声付き・モノラル)の撮影ができる「Dムービー」を搭載しました。ガイドモードを使った絞り値などの設定をそのまま動画撮影にも適用でき、広角、望遠、魚眼レンズなどの交換レンズも使用することで、デジタル一眼レフカメラならではの動画を撮影することが可能です。また、動画撮影時のフォーカスモードには、「常時AFサーボ(AF-F)」を搭載し、撮影中にシャッターボタンを半押しすることなく、カメラが自動的に動く被写体を追尾してピントを合わせます。さらに、動画から静止画を切り出したり、動画の前後の不要部分を削除することができる動画編集機能も備えています。

「おまかせシーン機能」を搭載

ライブビュー撮影時に、モードダイヤルをオートまたは発光禁止オートに合わせると、自動的にポートレート、風景、クローズアップ、夜景ポートレートを識別して、そのモードを選択する「おまかせシーン機能」を搭載しました※。カメラまかせでも思い通りの写真を簡単に撮影することができます。

※マニュアルフォーカスの場合は除きます。

「D3100」に新たに搭載したその他の機能・特長

最大35人の顔を検出する顔検出機能を搭載(「D3000」は、最大5人)

動画撮影ボタンを独立させたほか、レリーズモードセレクターを設けるなど、操作性を向上。また、グリップ部にラバーを採用し、フィット感を追求

カメラとハイビジョンテレビを接続すると、テレビのリモコンで撮影画像の再生操作などが可能となる「CEC(Consumer Electronics Control)」を搭載

新露出補正アルゴリズムの搭載により、RAW現像処理の自由度と性能を向上

その他

新開発のソフトウェア「ViewNX 2」を同梱:

「ViewNX 2」は、従来の「ViewNX」からユーザーインターフェースを刷新、画像編集機能(クロップ、自動赤目補正、傾き補正、自動倍率色収差補正)および動画編集機能(動画トリミング・切り出し)を追加

「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」について

本レンズは、焦点距離55mmから300mmまで対応する超望遠ズームレンズで、運動会や旅行、屋内イベントなどで離れた場所から被写体を大きく撮影することができます。ニコンが独自に開発した「手ブレ補正(VRII)」機構を搭載し、超望遠撮影時でもブレの軽減に威力を発揮するため、シャッターチャンスに集中して快適に撮影することが可能です。さらに、ニコンの交換レンズでは初の搭載となる高屈折率(HRI= High Refractive Index)レンズにより、超望遠ズームレンズでありながらも携帯性に優れた小型・軽量化を実現しています。

本製品は、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラ「D3100」のダブルズームキットにも採用されます。エントリー機からDXフォーマットの最上位機種である「D300S」まで幅広い機種に適しており、交換レンズによる超望遠撮影の楽しさを提供するとともに、デジタル一眼レフカメラによる新たなフォトライフを提案します。

「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」発売概要

商品名 「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」

希望小売価格 50,400円(税抜 48,000円)

発売予定日 2010年9月2日

「AF-S DX NIKKOR 55-300mm f/4.5-5.6G ED VR」の主な特長

焦点距離55-300mmの約5.5倍超望遠ズームレンズ

交換レンズに初の搭載となる高屈折率(HRI= High Refractive Index)レンズにより小型・軽量化、良好な描写性能を実現

屈折率が2.0以上と高いため、1枚のレンズで通常の光学ガラスの複数枚のレンズと同等の効果を得ることが可能。さらに、1枚で像面湾曲と球面収差を同時に補正することができるため、望遠側焦点距離300mmの約5.5倍超望遠ズームレンズでありながら、小型・軽量化を実現。また、開放から全画面にわたってコントラストの高い鮮鋭な描写を実現

シャッタースピード約4段分の手ブレ軽減効果を発揮する「手ブレ補正(VRII)」機構搭載

超望遠撮影時に威力を発揮するVR効果により、安定したファインダー上のピント合わせが可能

優れた収差補正を実現するEDレンズ(2枚)を使用

静粛性に優れたオートフォーカスが可能な小型超音波モーター(SWM= Silent Wave Motor)を搭載

D3100 [ニコン]

(遠藤充)