乗客にぶちキレた搭乗員が緊急脱出装置発動、帰宅

乗客にぶちキレた搭乗員が緊急脱出装置発動、帰宅 1

ケネディ国際空港で9日、搭乗員が乗客と口喧嘩した挙げ句、機内アナウンスで怒鳴り、緊急脱出スライダーを発動して機外に脱出、帰宅する事件が発生しました。

この搭乗員の名はスティーブン・スレイター、38歳。NYタイムズのCity Roomブログは事件の状況をこう伝えています。

飛行機は乗客100人を乗せピッツバーグを午前10時半ごろ出発、NYに正午ごろ到着した。ターミナル5に誘導され、乗客が降りる支度をしていたところで、搭乗員と乗客の間に口論が発生し、搭乗員が緊急脱出スライダーを発動したと、空港当局係員(捜査中につき匿名)は語る。

この係員によると搭乗員は飛行機から走り去り、従業員専用駐車場に停めた車に乗り、空港を去ったという。器物損壊罪・不法侵入罪の可能性あり。

一方、以下はウォール・ストリート・ジャーナル

 

乗客が上から降ろそうとした荷物がたまたま頭にぶつかったため謝るよう求めたが謝らなかったところから口論に発展。「f-- off(失せやがれ)」と乗客に言われたところでスレイター搭乗員は機内放送装置を通して全乗客に向け同じような罵詈雑言をひとしきり浴びせ、因みに今のアナウンスは特に謝るのを拒否した男に向けたものだと付け加えたという。

その上で空気で膨らむ緊急脱出装置を発動。調理室からビールを2本掴み取って滑り降り、駐機場からターミナルに駆けてゆき、車でクイーンズ区Belle Harborの自宅に帰った模様。

jetBlue係員はシュート発動から約25分置いてから港湾局警察官に通報した。そのため空港外に脱出できたと空港警察は話している。この通報の遅れについてjetBlue広報Steve Stampley氏からコメントはもらえなかった。

取調べ中は終始冷静だったそうですよ。ちょっと見てみたかった気もしますよね、その華麗なる脱出シーン。

因みに編集部が見つけたMySpaceのページには「クイーンズ区フラッシング出身、趣味はグルメ・旅、アイドルはTWA847型機ハイジャック事件で乗客の命を救った英雄搭乗員Uli Derickson」とあります。

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[City Room, WSJ]

Maureen O'Connor(原文/satomi)