トリケラトプスが教科書から消える?

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まだ最終結論までは出てないんですが...

米国はモンタナ州ボーズマンにあるロッキーズ博物館におきまして、恐竜界でも非常に有名なトリケラトプスが、実はトロサウルスの子どもの頃の姿に過ぎないという衝撃の発表が先月出されて以来、何かと物議を醸しているみたいです。えっ、お馴染みのトリケラトプスという名前も消えちゃうのかな?

どうやら1800年代後半にトリケラトプスとトロサウルスの両方を発掘したオスニエル・マーシュ古生物学者が、そもそも2つの全く異なる形にしか見えない化石を見て、別々の恐竜として発表してしまったのが事の始まりだったようですが、ロッキーズ博物館の古生物学者であるジャック・ホーナーさんおよびジョン・スカネラさんの両名が、改めて29のトリケラトプスの頭蓋および9のトロサウルスの頭蓋の化石を徹底調査した結果、トリケラトプスとトロサウルスは同一種であり、トリケラトプスが成長を遂げたものがトロサウルスだったとの結論に至りましたよ。

たとえば、以前にも草食恐竜のブロントサウルスは、実は成熟前のアパトサウルスの姿に過ぎなかったことが判明し、古生物学上は片方に統一されてしまう経緯を経たそうですから、トリケラトプスかトロサウルスも、どちらかが名前の上では消えて1本化すべきでは...なんて話が出てきてるみたいです。恐竜ファンとしては、どちらも残しといてほしいような気もするんですけどね~

[New Scientist via BoingBoing]

Casey Chan(原文/湯木進悟)