常岡浩介さんがローテク司令官の携帯で送った獄中ツイートが海外でも話題

常岡浩介さんがローテク司令官の携帯で送った獄中ツイートが海外でも話題 1

4月1日アフガンで武装勢力に拘束され行方不明となったジャーナリスト常岡浩介さんが解放の前日、5ヶ月ぶりに消息を伝えたツイートのニュースが海外でも話題を呼んでます。

既にみなさまご存知のように、送ったのは以下2つのメッセージです。

まずは安否。

i am still alive, but in jail(まだ生きてるが獄中)」

そして7分置いて、居場所。

here is archi in kunduz. in the jail of commander lativ.(ここはクンドゥズのアルキ。ラティフ軍閥の司令官の牢屋の中)」

拘束側の下級司令官にノキア携帯の使い方を教える途中、なに気を装って2回つぶやいた、というんですけど...いやあ...。以下は、帰国後の記者会見で常岡さんが語ったその時の様子。

彼はインターネットという言葉は知っているが、どういうものか知らない。その3日ほど前にノキアのN70という、彼らの中では非常に最新モデルの携帯をどこからか手に入れて持ってきまして、持ってきたけれども使い方が判らない。「シャミル(常岡さんの現地名)、これわかるか?」と聞いてきたものですから、いろいろ説明していました。

で、これはチャンスだ! と思ったもんですから、「この携帯はインターネットを使うのに最適なんだ」というふうに彼に、事実だから騙してはいないと思うんですが、言いまして[...]

「最近はツイッターというのが一番重要なのだ!」と言いまして、「それは何だ?」「ここに一言書くと日本のたくさんのジャーナリストに伝わるんだ」ぐらいのことを言いまして、「やってみろ」と。

本人は今も騙されたとは思ってない。

―ツイッター総研「アフガンで拘束されていた常岡さんはどうやってツイッターに書き込んだのか?」より

翌日解放されたのは偶然の一致のようですけど(共同通信が伝えた解放理由は「同じイスラム教の仲間だから」)、5ヶ月安否も分からないまま連絡を待ちわびていたご家族・フォロワーのみなさんにとっては1分1秒とも言えませんよね...携帯とツイッター、キャリアに感謝。いつも悪口言ってごめん、みなさんは偉大です。

Mashableのコメントでは「今ごろその下級司令官、庭で自分のアタマ探して回ってるな」という声もありますよ。確かに...。

それにしても捕まってた常岡さんご本人がこうして決死の覚悟で「ラティフ軍閥の司令官の牢屋」とつぶやいたのに、途中の報道でタリバンに摩り替わっちゃうのは不思議というか、なんと言うか...。アフガンはアメリカからは軍人、日本からもお金を沢山送ってるはずですが、その割には白も黒もグレイも外からはナカナカ判別つかないのが問題かもしれませんね。

常岡浩介(shamilsh) on Twitter[PC World via Mashable]

Brian Barrett(原文/satomi)