危機一髪! JFK空港のヒヤッとした瞬間を回避したデルタ機長たち

危機一髪! JFK空港のヒヤッとした瞬間を回避したデルタ機長たち 1

夜中に片翼から火花バチバチ散らしながらウェルカム・トゥ・ニューヨーク。

今朝はこの緊急着陸の衝撃映像の話題一色ですね!

右のランディングギア(車輪)が出てこない」―アトランタ発デルタ4951号機からJFK国際空港の管制塔に無線が入ったのは土曜夜。この映像が始まるたった数分前のことでした。

「他の2つは下がってる」。機長の声は冷静そのものです(北極熊とホッケーやる裸のアイスマンよりまだクール)。

最終アプローチが迫る直前、管制塔から再確認の無線が入りますが、機長からは、やはりギアは下がらない、との返事。管制室は最終スピードを教え、地上救急隊を31番滑走路に緊急配備します。

「レスキュー1、機内には64の命と燃料3000ガロン」

一方、機長は機内アナウンスで「brace for impact(衝撃に備えよ)」と短く伝え(自動録音ではない)、女性乗務員が「Heads down. Stay down(頭下げて、立たないで)」と大声で連呼する中、片翼ゴリゴリこすりながらスムーズにランディング。機体が止まると、乗客60人からは安堵の歓声が一斉に沸き起こります。すばらしいですね。

乗客のAlessandro Alberaさんが撮った映像です。目的地と違う空港の上を20分も旋回したので友だちと「降りるとこ分からないのかな?」なんて冗談言い合ってたんですが、これは何かおかしいと思ってカメラを回し始めたそうです。

 

 実はこのJFK空港ではたった7日前の日曜日にも、デルタ機長の機転であわや危機一髪の局面を回避するニアミスが起こっていたのですよ。

それはデルタの122号機が滑走路13Rで離陸待機中のことです。管制塔から「ポジションに動いて待機してください」と指示が入ったので機長が窓の外を見たら、ななんと別の飛行機がこっちにブンブン向かってくるではありませんか! 南米から来たガラパゴス航空ボーイング757型機です。ぐわーこのままでは衝突してしまう!

機長からの連絡にパニック状態の管制塔(mp3)

...という危ないところで機長がコースを譲って事無きを得た、というわけですね~はい~。機内や管制塔のコンピュータに頼ってたらエライこっちゃ...。機長の肉眼とビジョン装置に感謝感謝ですね。

こうして2件見てくるとコックピットにはやっぱり目と手がふたり分は必要という気が...。技術が飛躍的に進歩でもしない限り、遠隔操作や熟練搭乗員の代行操縦では回避できない事故もありますよね...うん。

[NY Daily News and Flight Global]

Jesus Diaz(原文/satomi)