なぜこの人は液体窒素に手を突っ込んでもカチンコチンならないの?

なぜこの人は液体窒素に手を突っ込んでもカチンコチンならないの? 1

絶対マネしちゃダメですよ! と重々断った上で原理を少々。

こんな風に手を液体窒素にドップリ突っ込んでも、ほんの一瞬なら痛くも痒くもないんです。その秘密は「ライデンフロスト現象(Leidenfrost effect)」。-200℃の低温が体温に触れてジュワジュワ出る泡の層が短時間だけ手を守ってくれるんですね。

科学の言うことに間違いはないじゃろうと絶対の信頼を置くPopSciの勇者セオドル・グレイ(Theodore Gray)記者が、自ら実験台になって素手突っ込んでくれましたよ。

さっそく動画でどうぞ!

 

ふむ、無傷のようですね。

だんだん大胆になって連続投入したりしてます。片手コチンコチンにならずに済んだのはどうして?

フライパンを熱して水滴垂らすと、すぐには蒸発しなくて、薄い水蒸気の膜の上を弾け回りますよね? あれと同じ原理です。氷点下の窒素に手を突っ込むと、ジャジャーン! 一瞬にして窒素ガスの膜ができ、手を保護してくれる、というわけ。なんかさっきも書いた気がしますが。

気をつけなきゃならないのは、手を突っ込んだときと同じぐらい素早く抜くこと。泡は長続きしません。凍傷にかかったら、あとが大変。のんびり観察してる場合じゃないよ!

ライデンフロスト現象(ドイツ人医師ヨハン・ゴットロープ・ライデンフロストの名前から来ている)の原理によれば、溶融鉛からでも手は守れるはず。ですけど、さすがの勇者グレイもそっちはパスだって。責めない責めない。

[PopSci]ライデンフロスト効果 - Wikipedia

Sam Biddle(原文/satomi)