解説:iPhoneのHDR撮影をよりよく写すには

解説:iPhoneのHDR撮影をよりよく写すには 1

さて、どんなもんでしょうか!

iOS 4.1登場でHDR撮影が可能に! さてどんな風にとったらよいの?

我々の目に映る光とカメラに写る光では、それぞれ感じ方が違います。目では十分に明るく見えても、カメラにとっては光が足りなかったり、映し出せる光(明暗)の幅に大きな差があったり。HDR撮影では数枚の露出の違う写真を組み合わせて1枚の写真を作ります。そうすることで、ふだん目でみる世界により近い画がとれるということです。写真の最も暗いところと最も明るいところの間で露出を調整して上手く組み合わせていく、それがHDR。

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iPhone 4は(というより、多くのデジタルカメラでは)ダイナミックレンジ(最も暗いところと明るいところ)の幅があまりありません。さらにiPhoneでは撮影時にフレーム内でここは暗め、こっちは明るめといった露出を部分ごとに調整するなんて機能はついてません。ということは、フレーム内の何かを諦めなくてはいけないことがでてくるということです。これは外だと顕著に表れるシチュエーション。

例えばお天気のいい日に上の様な写真をとろうとしたら、青空&建物シルエットの画(上の写真のような)、又は白とびした空&建物の画かどちらかになってしまいがちということです。どちらもキレイに映すことは不可。HDRだとこれが(理論上では)どちらかを選ぶことなく、いいとこ取りなキレイな青空&建物もはっきり見える写真が撮れるのです。そう、まさに目でみるような景色が。

【ポイント 1】ピタっと止まって!

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HDRモードでは、iPhone 4は3枚の写真を撮影し1枚のHDR写真を作ります。露出アンダー、通常露出、露出オーバー、この3枚ですね。もちろんパパパっと素早く3枚撮るのですが、ですがやはり同時に撮影されるわけではありません。ということで、もし撮影時に端末を動かしたり、もしくは撮影対象が動いているものだったら、3枚合わせた時に、上の画に見られるようなゴースト写真になってしまいます。車がダブッていたり、葉っぱや建物が一部消えていたり。注意です!

【ポイント 2】フォーカスをきっちり!

きっちりフォーカスすることがiPhone 4で上手いHDR写真をとる1つのキーになると言えるでしょう。フォーカスがきっちりしているほうが写真を組み合わせるソフトウェアにとってやりやすいのだそうです。

【ポイント 3】HDRならではの撮影シチュエーションで!

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上の写真見て下さい。なんてことない。せっかくHDRでも対して変わってないじゃないか! それはなぜかというと、もともと明暗の差があまりないからです。HDRで露出を変えて埋込んでいくスキマがないのですもの。HDR撮影ならではの写りを楽しみたいのなら、通常撮影では映しきれないダイナミックレンジ(明暗の幅が大きい)シチュエーションでの撮影がいいですね。HDRをより実感できるってもんです。

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とにかく、まずはいじって遊んで好きか嫌いかお試しあれ!

HDR写真のその写実的かつ幻想的な絵画のような美しさに魅了されている人からはiPhone 4のHDR機能じゃもの足りないかもしれないですね。でも、手軽に携帯しパシャパシャ気軽に撮れるカメラだと考えると、画全体のディティールがどの部分も失われることなく目でみるような写真が撮れるのは一般的にうれしい機能ですね。

しかしこれまた、よりドラマティックな画が好きで、コントラスト高め、ある程度の白とびも画として好きな人からしたら、よけいな事を! ってな機能なのかもしれません。

写真編集が好きな人にとっては元画像がニュートラルでディティールがあるのでやりやすくなるのかな。つまり、やっぱり機能としてついてるとみんなに優しいうれしいね、ってことです。

よーし、写真とるぞー!

matt buchanan(原文/そうこ)