150m先からでも溺れている人を助けることができる武器のような人命救助装置!

150m先からでも溺れている人を助けることができる武器のような人命救助装置! 1

なんだか、一見武器のようにも見えますが、人命救助のための装置ですよ。掃除機で有名なダイソンが次世代のデザインエンジニアを育成する目的で行っているジェームズダイソンアワードで、1等賞に輝いた浮力援助装置です。

一体どんなものかというと、水につけると拡大する疎水性の発泡体を、装置を使って打ち出すことで溺れている人を救助するための装置で、その射程距離はなんと150mだとか。

人命を救出するという目的をもったプロダクト以上に重要なプロダクトはない、またボートを打ち出すというアイディアはとてもスマートだ、とジェームズダイソン氏は述べており、アイディアが評価されたようです。

打ち出された疎水性の発泡体は15秒で元の40倍のサイズになること、

浮力装置には遠くからでも認識できるようにフレアがついており、視界が悪いときでも見つけやすくなっていること、普段は小さなボートを収納する棚にいれておけるサイズに設計してあることなど、ボートを打ち出すというアイディア一発ではなく、実際に使えるように様々にデザインされています。

発案者は サミュエル・アデロジュさん24歳で、これらのアイディアは軍隊の予備訓練中に使った推進手榴弾やフレアから得たそうです。

アイディアを形にするために、僕は推進技術について学んだ後、水に浸かったらすぐにもとの40倍になる物質を探したんだ。4ヶ月試作したあと、思うように機能させられるようになったので、その後すぐにこの装置のコンセプトをまとめたんだ。ジェームズダイソンアワードがこの装置のプロトタイプを作成し、テストするための資金援助をしてくれるだろう。

サミュエルさんはすでに自分の発明を実際の救助に使ってもらえるように、オーストラリアのサーファー協会とパシフィックレスキュー協会と話合いを進めているそうです。

早く実用化されるといいですね。

Kat Hannaford(原文/mio)

 

※ご指摘ありがとうございます、記事修正しました。