ジョン・スカリー氏は言う「Apple最大のミスは私をCEOにしたことだ」と。

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「このまま一生、砂糖水を売りつづけるのか、それとも世界を変えるチャンスをつかみたいか。

ジョブズ氏が当時ペプシコーラからスカリー氏を引き抜く時に説得で述べたあの有名な言葉ですが...。

元Apple CEOのジョン・スカリー氏が今までの自分自身のキャリアを振り返り、Appleにとっての最大のミスは自分をCEOとして迎えたことだとコメントしています。その理由は自分は第一候補ではなくジョブズ氏こそが第一候補であったこと、ジョブズ氏自身がCEOになりたがっていたことだと言います。ジョブズ氏は当時25,6歳。その若さゆえに、取締役会は彼の就任を認めませんでした。結果、スカリー氏に白羽の矢がたち、ジョブズ氏とパートナーとして仕事をするという形がとられました。しかし、スカリー氏は「(私をCEOとして迎えるよりも)彼がCEOになるためにはどうしたらいいか考えよう。君は君の得意分野に専念して、彼は彼の得意なことを、そうやってやろう。...役員がそう言っていたら、状況はもっと良い物になっていただろうと思います。」と語っています。

また、スカリー氏は、就任当時自分はコンピューターのことは何1つわかっていなかった、そしてジョブズ氏がAppleを去った1986年になっても自分はやはりコンピューターの多くを理解していなかった、と語り、故に、ジョブズ氏不在時にAppleでスカリー氏が行ったことも全ては、ジョブズ氏の哲学に則ってやったことだ、言います。自分がAppleにいた間にAppleが受けた称賛は、本来ならジョブズ氏が受けるべきものだ、と話します。

スカリー氏がAppleにやってきたとこが一因となり、ジョブズ氏がAppleを一時期離れました。しかし、現在のAppleやPixarはそれが故に存在すると言っても過言ではないはずです。そうしてみると、スカリー氏のCEO就任はジョブズ氏ひいてはAppleにとっての次なるステップのためには必然だったのではないでしょうか。

いやー、人生とは、不思議なものですねぇ。もしもBOXがあれば、スカリー氏と一緒に見に行ってみたいですね、彼がCEOにならなかった世界を。

[Cult of Mac]

そうこ(米版

 

※ご指摘ありがとうございます、記事修正しました。