水とお酒の美味しい関係

水とお酒の美味しい関係 1

お酒好きのみなさーん! こっちこっちー!

お水、それはお料理になくてはならないエッセンス。でも、食べ物の味を引き出すスター調味料のお塩や胡椒、ハーブや多種多様なスパイスとは違っていまひとつパンチに欠けているような...。だって無味無臭なんですもの。でも、そんなお水が実はお酒のフレーバーをぐっと引き出すそうな! Timesの記者Harold McGee氏が熱く説明しています。

お水はアルコールの香り=アロマを引き出すそうです。水が入ったらアルコールが薄まりそう、と思ってしまいますが実は逆! アロマ分子はアルコール分子にピタっとくっつきます。なので、ドリンクの中にアルコール分が少ないと、アロマ分子はより簡単に蒸発することができます、ということはより強く香りがするということ。香りと味、嗅覚と味覚は密接に結びついているので、お水が入って薄くなったドリンクでも十分にフレーバーを楽しむことができるのです。

さらにMcGee氏が発見したところによりますと、このお水のパワーはある種のワインにとっても効果があるそう。ある種のワインとはアルコール度数の高いもの、度数14%以上のワインだと効果がぐんとアップ!

McGee氏が試してみたのは、カリフォルニア ジンファンデル、アルコール度数14.9%のワイン。2つグラスを準備して、1つのグラスにはワインのみを、もう1つのグラスは、ワインの量の1/4くらいのお水をプラスして度数を12%くらいに下げます。McGee氏曰く、ワインのみの方は、喉が熱くなるかんじ。濃くてべたつく、ちょっとむせるような。一方、お水入りの方は軽くてすんなり。でも、フレーバーは十分! べたつかずフルーティー、酸味も弱い。このお水入りワイン、驚くくらい良いのです。特に夏場なんてオリジナルのワインよりもオススメ。結局、McGee氏はこの2つのグラスを交互に飲んで差を楽しんだそう。そんな楽しみ方もあるのですね。

お酒によっては、お水パワーでますます美味しくなるものも! 薄まるんじゃないのですね。お水パワーすごし!

[NYT]

Kyle VanHemert(原文/そうこ)