太陽で冷やす冷蔵庫で23歳女子、ノーベル賞受賞者主催オスロ・アワードに輝く!

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23歳のエミリー・クミンズ(Emily Cummins)さんはイギリスの発明家。発明歴は長く、小さな頃からおじいちゃんの小屋でいろんな発明品組み立てて育ちました。

そんなクミンズさんが発明したソーラーパワーの冷蔵庫が「オスロ・ビジネス・フォー・ピース・アワード(オスロ・アワード)」に見事輝きました! この賞はノーベル賞受賞者有志が倫理的ビジネス実践の功労を称えるため創設したもので、今年が2年目。審査員はノーベル賞受賞者たちが務めます。今年受賞した世界の若き精鋭10人のうち、女性はクミンズさんひとり、欧州からもクミンズさんひとりです。まさに快挙!

この冷蔵庫のアイディアを思いついたのは昨年、まだリーズ大に通う大学生だった頃のことです。

まず、なんでもいいので固形の素材(木やボール紙)で作ったシリンダーを用意し、その中にひと回り小さな金属製シリンダーを入れます。2つのシリンダーの間の隙間には、水を吸う素材(例えば砂・毛・土)を詰めます。

すると、間の詰め物が太陽の熱で暖まって水が蒸発するにつれ、内部から熱を奪っていき...冷蔵庫のできあがり! 電気とか一切使わなくても、筒の中はひんやり6℃に冷やしておけるんですよ。すごくないですか?

水が乾いてきたら、また詰め物を水に浸してやるだけでOK。充電は一切不要です。

この冷蔵庫は既にナミビア、南アフリカ、ザンビア、ボツワナ、ジンバブエの家庭で利用されているんだとか(うちにも1台欲しい!)。

 

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クミンズさんはオスロ・アワードに続き、国際青年会議所が選ぶ「今年最も優れた業績を残した世界の若者10人」もダブル受賞。そちらの表彰式は来月東京で行われる予定です。それもこれもジーニアスな冷蔵庫の賜物。

「これらの受賞を見て他の若い人たちも、みんなの国際社会を良くするには自分に何ができるだろう、と考えるきっかけになってくれたら嬉しいですね」と語るクミンズさん。う~ん、大物だ...。きっとまたこの先も何かやってくれそうな予感がしますよ!

[DailyMail]

Kyle VanHemert(原文/satomi)