「無料公衆WiFi」の正体&繋いじゃいけない理由

「無料公衆WiFi」の正体&繋いじゃいけない理由 1
空港・カフェ・図書館などノート繋げる場所で接続候補に「Free Public Wi-Fi(無料公衆Wi-Fi)」って出ることないですか? あれって繋いでも、ウェブに繋がらないんですよね。そりゃそうです、そばにいる誰かさんと直接繋がってるんですから!

NPRプロデューサーのTravis Larchukさんがワイヤレスセキュリティの専門家Joshua Wrightさんに尋ねてみたら、「Free Public WiFi」というのは名ばかりで、無料でもないし、公衆でもない、Wi-Fiサービスですらないって言うんですね。ウイルスみたいなもので、おそらく最初は誰かの冗談かいたずらで始まったのが、Windows XPの古いバージョン(SP 3)のバグで世界中に広まってしまった。マイクロソフトからは修正も既に出てるんだけども、まだアップデートしてない人も多いらしく、まさにゾンビ状態。

 

XPの古いバージョンのコンピュータは「好ましい」ワイヤレスネットワークが見つからないと、自動的に前回接続したポイントと同じ名前のアドホックネットワーク(アクセスポイントを介さず機器同士を直接繋ぐネットワーク)を作る ―この場合は「Free Public WiFi」。すると新しくできたアドホックネットワークの圏内にある別のコンピュータにそれが表示され、他ユーザーからの接続を誘導してしまうのだ。「無料」に抵抗できる人なんていないよね?

まあ、うっかり「Connect(接続)」しても、相手も無意識に接続不能な状態を広めてたりするので大体は大丈夫です。が、悪人が意図的に無料公衆無線LAN装ったアドホックネットワークつくってる場合は、接続した途端そこから自分のログイン情報その他のデータが引き出されてしまうので怖いですよね。

一番いいのは、繋がないこと! ネットワーク設定開いて「Free Public WiFi」を記憶してるようなら速攻で削除しちゃいましょう。 どっちみち実在の無料Wi-Fiなら「AT&T Wifi」とかなんとか、もっとそれらしい正規サービス名がついてるものですから。

The Zombie Network: Beware 'Free Public WiFi' [NPR]

Image via Defensive Computing/CNET News

関連:「無料Wi-Fi」には要注意 公衆無線LAN装いユーザーおびき寄せ - ITmedia

Kevin Purdy(原文/satomi)