6ヶ月腐らないハッピーセットの謎氷解。あのサイズのバーガーはどれも腐らない!

6ヶ月腐らないハッピーセットの謎氷解。あのサイズのバーガーはどれも腐らない! 1

6ヶ月放置してもカビ生えない永遠のハッピーセット(英:Happy Meal)のスライドショー、見ました? 「ひゃ~何が入ってんだろう...」って先日ネットが大騒ぎになりましたが、実はどんなハンバーガーもあの状態で保存すると腐らないことが、あるブロガーさんの調べで判明しました。

「どのバーガーも」というのは語弊がありますね...。あのマクドナルドのプレーンなバーガーと形とサイズが大体一緒のハンバーガーはともかく腐らないみたいですよ?

調べたのは、Serious EatsブログのJ. Kenji Lopez-Altさん。何がどうなってるのか科学的根拠もはっきりしないのにハッピーセットを敬遠する人たちにウンザリきて、腐らないのは分かったから、なぜ腐らないのよ?という部分をハッキリさせようぜ!...と、小さな実験を行いました。

例のスライドショーとそっくり同じ状態で、ラップをかけずにハッピーセットのバーガーを外に出しておき、牛肩のひき肉から手作りしたバーガーもこしらえて店で買ったパンに挟んだ自家版も外に出しておいたんですね。さらに、以下のようなあらゆるバリエーションを用意して、様子を観察したのです。;

サンプル1: プレーンなマクドナルドのハンバーガー。ラップかけずに皿に乗せて外に出して保存

サンプル2: プレーンなバーガー。マクドナルドのバーガーと同じ大きさのバーガーを自然素材だけで手作りし、市販の標準的パンを焼いて使う)

サンプル3: プレーンなバーガー(自家製の肉+マクドナルドのパン)

サンプル4: プレーンなバーガー(マクドナルドの肉+市販のパン)

サンプル5: プレーンなマクドナルドのバーガー。最初のパッケージにいれたまま保存

サンプル6: プレーンなマクドナルドのバーガー。塩抜き。外に出して保存

サンプル7: プレーンなマクドナルドのクウォーターポンダー。外に出して保存

サンプル8: 自家製バーガー(マクドナルドのクウォーターパウンダーと全く同じ大きさ)

サンプル9: プレーンなマクドナルドのサードパウンダー。外に出して保存

う~む、徹底してますね...。で、結果は? 普通に考えたら手作りバーガーはカビまみれ、マクドナルドの「保存料まみれ」と思われてるバーガーは半永久的に元のかたちのまんま...のはずですよね? 

 

ところが違ったんです。薄っぺらなパテのバーガーはどれも腐る気配ゼロ。クウォーターパウンダーぐらい厚くなって初めて(自家製もマクドナルド製も)腐り始めたんですねー。つまり食材が問題なんじゃなく、「サイズのせいだった!」という結論です。

バーガーが腐らないのは、サイズが小さく、表面積が比較的広いので、湿気がみるみる抜けてしまうため。湿気がないとカビもバクテリアも生まれない。もちろん肉は調理のとき高熱で火を通すので殺菌された状態にあり、これも腐らない一助になっている。

では、湿気を閉じ込めたらどうなるのか? 以下は、ビニール袋に閉じ込めて保存したハッピーセットです。

 

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う...腐ってますね...。というわけで、Lopez-Altさんの実験でマクドナルドの公式見解(バクテリアは湿気がないと発生しない、水分が抜けた食品は腐らない)が裏付けられた格好です。う~ん、こういう時こそ科学的実証が物言いますね。お見事!

[SeriousEats]

Kyle VanHemert(原文/satomi)