【深セン報告】独占撮影! あなたのiPhoneを作った労働者が夜眠る場所

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Foxconn中国深セン工場には、社員42万人の約半数が住んでいます。僕らもお世話になっているガジェットやコンピュータを沢山作る1日の仕事が終わると、彼らはこの2.1平方キロの敷地内の寮に歩いて帰る。その内側を覗いてみました。

(ワイヤード特集の一環で中国を訪れ、Foxconnと深センを取材してきました。記事は今度発売のワイヤードに掲載となる予定ですが、発売までの間、ここで僕が深センで見てきたものの一部をちょっとだけご紹介したいと思います)

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これはキャンパスでは比較的古い方の社員寮です。工場開設後間もなく建てられたもの。男性寮で、女性寮は別になってます。入居者は新入がほとんど。

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工場では今年に入って11人連続自殺しました。そのため、Foxconnキャンパス内の建物にはすべてネットが張り巡らされています。ゾッとする光景ですが、効果は挙がっているようで、このネットを5月に設営してから自殺者はひとりも出ていません。

 

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ガランとした何の変哲もない廊下。節電のため照明は常に薄暗く落としています。室内を低温に保てるように。深夜シフトの社員が日中の明るい時間帯に睡眠を摂る妨げにならないようにとの配慮でもあります。

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寮の部屋は車2台入るガレージぐらいの大きさ。4台の二段ベッドに社員8人が分かれて眠ります。

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歯ブラシ・歯磨きはマグに分けて棚へ。

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テレビ視聴ルームは各階にあります。社内を案内してくれたFoxconn幹部と冗談で言ったんですが、もっと大画面のテレビ取り付けるのにここほど便利な場所は、世界中探してもたぶんここFoxconnぐらいですよね。なんせ世界最大級のブランド向けにテレビを製造している現場なので。

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建物と建物の間の空き地には運動具もあります。

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比較的新しい方の寮はバルコニーに共同の洗い場があって、ここで服を洗濯し、体を清めます。「雇用主が社員の生活環境まで管理するのは問題じゃないか」という懸念の声に対処するため、居住区管理業務は最近になって地元の運営会社に委託しました。社外に管理業務を移すことで、キャンパス内の生活の質がどれだけ根本から変わるのか、その辺はよく分かりませんけどね。

この特別レポートはGizmodo×WIREDマガジン共同企画です。カメラとレンズはBorrowLenses.comに貸していただきました。

Joel Johnson(原文/satomi)