世界で初めて写真に写った人間は、靴磨きの男性だった

世界で初めて写真に写った人間は、靴磨きの男性だった 1

よーく見てみてください。

この写真は、1838年、銀板写真術を発明したLouis Daguerres氏によって、フランス・パリの大通りを撮影したものだと推測されます。さらに、ここに写っている人影は、世界初の写真に写った人物だと言われています。

 しかし、なんでこの写真に写る大通りがゴーストタウンのように閑散としているのか、Hokumburg Goombah氏の説明によると、

この写真を現像するため(これも史上初の試みの一つ)、Louis Daguerreは、薬品を浸した金属板を用いて10分間の露光が必要でした。よって、実際の風景は歩いている人や馬車が走っている混雑した道なのですが、「動く」ものは現像できませんでした。

唯一写真に写っている男性はたぶん、長いこと同じ体勢で靴磨きをしていたのでしょう。この「誰も知らない影の男性」は、10分間以上ほぼ動かなかったため「世界で初めて写真に写った人」となりました。

誰でも出来るようなシンプルな動作のお陰で、この男性は写真史の一部となったのです。

なるほど。

昔の写真技術では10分間、微動だにしないものしか写真に写すことができなかったのですね。

[Hokumburg via The Atlantic]

Rosa Golijan(原文/mayumine)