地雷で両足を失った戦場カメラマン

地雷で両足を失った戦場カメラマン 1

数週間前、アフガニスタン米軍に従軍していた ニューヨーク・タイムズの写真ジャーナリストのジョアン・シルバ(Joao Silva)氏は、地雷を踏んで膝から下の両足を失ってしまいました。

 

地雷で両足を失った戦場カメラマン 2

シルバ氏は今年の10月23日、地雷を踏んでしまい両足に重症を負いました。

すぐさま近くにいた救急医療隊員が治療を行い、その後、集中手術を行ったにも関わらず、膝から下の両足を切断。現在彼は、ワシントンDCのウォルター・リード米軍医療センターに入院中です。幸いなことに、彼の容態は回復の兆しにあるとのこと。

彼のウェブサイトでは、彼の回復資金のための寄付や、過去に南アフリカで撮影された作品、イラク従軍の時、マラウイ、レバノン、アフガニスタンで撮影された作品を約8300円(99ドル)~25万円(3000ドル)で購入することができるようになっています。

地雷で両足を失った戦場カメラマン 3

ニューヨーク・タイムズのブログ記事には、いかにシルバが戦場でどのようなカメラマンであったかが書かれています。

彼と一度でも一緒に働いた事がある者はこのように言う。彼は勇敢というよりはもの静かでナチュラルな人間だった。彼は他のカメラマンとは違うレベルで働いていた。うまく表現するのは難しいが、大胆で勇敢というよりは、フォトジャーナリズムに徹底的に人生を捧げていたように思う。

シルバ氏は、タイムズ紙のバグダット支局では、マルボロのタバコとレッドブルのドリンクを朝食にしていたことで知られていた。彼はポルトガルから南アフリカへ移住した労働階級で、高校は中退している。1980年代に写真をはじめ、フォトジャーナリズムの世界に踏み出した。

今やスマートフォンや携帯を持っていれば、誰でも写真家になれるこの時代に、両足を失いながらも完璧な写真を追求し、撮り続けたシルバ氏の話は我々の心にも深く刻んでおく必要があるのだと思います。

シルバ氏の近況と作品などの情報は以下のサイトからどうぞ。

[Support Joao, NYT(英語)]

Kyle VanHemert(原文/mayumine)