アラスカでF-22ラプターの残骸発見、パイロット依然行方不明

アラスカでF-22ラプターの残骸発見、パイロット依然行方不明 1

無人機じゃないですよ...1人乗り。

アラスカで11月16日(米時間)ステルス機F-22ラプターが訓練飛行中行方不明になり、翌日事故機の残骸は見つかったもののパイロットの姿は依然行方不明のままです。

事故機が所属する米アラスカ州エルメンドルフ・リチャードソン空軍基地第3航空団司令官Jack McMullen空軍大佐は「生き伸びたのかもしれない」と一縷の望みを繋いでいます。

サバイバル道具はある。彼はあの環境でサバイブする訓練を北極で受けている。その道具を装着すればサバイバルキットに必要なものは揃っているのだから、うずくまって極限の寒さと戦う支度もできたはずだ。

事故にあったF-22は同基地を飛びたち、テスト飛行を1時間20分行い、あとちょっとで終了というところで7:40pm、こつ然とレーダーから姿を消し、交信が途絶えました。本当はもう1機と別れた後、一緒に並んで戻る予定だったのに...。

McMullen大佐はこう振り返っています。

 

もうひとりのパイロット(Rocky One)がタンカーに戻って燃料を入れ、遭難したパイロットの行方探しを続けたが、見つからなかった。その時点でアラスカ空軍州兵がC-130と救出ヘリを緊急出動。夜を徹しての捜索活動が続けられた。

1機1億4300万ドル(約120億円)の世界最強の戦闘機の残骸は基地北方100マイル(160km)で見つかったのに、パイロット(Rocky Three)の姿はどこにもありません。一体どこに消えたのか...。

現在も悪天候の中、捜索は続いています。一刻も早い救出を祈りたいですね。

UPDATE:McMullen大佐が現場の状況から「死亡したものと思われる」と発表しました。緊急脱出用シートが残っており、脱出したならオンになるはずの航空機用救命無線機もオフになっていたほか、着用していたスーツの残骸も発見されたそうです。無念...。

[Associated Press--Photo by U.S. Air Force photo/Senior Airman Garrett Hothan]

Jesus Diaz(原文/satomi)