プラズマクラスターはウイルスに効くの? 効かないの?

そろそろインフルエンザの足音が聞こえてくる季節ですが、どうなんでしょうね?

11月9日、シャープが「高濃度プラズマクラスターイオンにより、臨床試験において、ヒトへのインフルエンザウイルス感染率低減の傾向を確認」と発表し、11月17日には日経メディカルオンライン上で「透析室でのプラズマクラスターイオン発生装置の利用、インフルエンザ感染の発症を抑える効果は確認できず」という記事が掲載されました。まるでプロレスです。

どちらも同じ研究結果に基づく発表&記事なのですが、とらえ方で評価が真逆になるというところが観戦ポイントかも。

プレスリリースによりますと、決着は1.211.22の両国国技館じゃなくて日本疫学会において、今回の試験を行った東京大学大学院医学系研究科・大橋靖雄教授が裁くそうです。

インフルエンザには、電車やエレベータ、オフィスで感染する可能性もあるので、消費者視点で見ればメガネ型プラズマクラスター機が登場しない限りうがい&手洗い、そしてN95式マスクの意義のほうが高そう。でも病院内への導入を進めたいメーカーとしては負けられない一戦となるのでしょう。

高濃度プラズマクラスターイオンにより世界初 臨床試験において、ヒトへのインフルエンザウイルス感染率低減の傾向を確認[シャープ]

透析室でのプラズマクラスターイオン発生装置の利用、インフルエンザ感染の発症を抑える効果は確認できず[日経メディカルオンライン]

(武者良太)