アバター3Dは何故300ドルもするの?

アバター3Dは何故300ドルもするの? 1

3Dの大作映画って『アバター』も『Coraline』もみーんなハードウェアとバンドルになってるんですよね...。

3Dはやっとハイハイできるようになった赤ちゃんの段階なので、ハードウェア購入もこれからの人がほとんどだし、普通のコストコの買い物客にはPS3以外のブルーレイプレーヤーなんてサムスンもパナソニックもソニーも見分けつかないし。それで企業もスペックや3Dで勝負する代わりにバンドル合戦に走ってる...というのは大体想像がつくんです。

でもそれって映画を人質にとってハードを売りつける行為じゃないですかね。「そんなことないでしょ」と思うなら、今のこの状況を見てくださいよ―。

アメリカで3D映画の最高傑作『アバター』を家で3Dで見たいと思ったら充電式3Dメガネが2つバンドルになってる「スターターキット」買うほかなくって、それがなんと300ドルもするんです(日本は市販されてなくて、パナソニックの3DTVのVIERAや3DディスクレコーダーDIGAや3D対応BDプレーヤーを買うと無料でもらえるプレゼントキャンペーンを来年3月末まで実施中ですよね)。

『ヒックとドラゴン』もサムスンから280ドルの「スターターキット」(3Dアクティブシャッターメガネ2つ込み)で発売中。

「じゃあ、もうどっかの3D対応TVは買って持ってて、映画のディスクだけ買いたい人はどうなるの?」

もちろん自分のセットで使えない3Dメガネが2つオマケについてくるんですよぉ。

シュレック』も『「モンスターVSエイリアン』 も子どもにおねだりされそうな映画ですよね。子どもだもん。映画は3Dで見たいんだもん。まさか300ドルもするなんて子どもには分からないだろうし。

アバター3Dは何故300ドルもするの? 2

 eBayで『アバター』探したら...30ドルの映画がなんと150ドルです。ボッタクリじゃないですかね、ふん! (日本は最終価格どこまでいくんでしょうね?)

もっと酷いのありますよ。『アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの』なんてパナソニックの3DTV買わないと手に入らないんです(日本の今のアバター3Dの状況)。ティーヴィーですよ、ティーヴィー!  あと『ボルト』。犬映画の中では確かに良くできた犬映画だと思うんですけど、こっちはソニーのTV買わないと手に入らない! マイケル・ジャクソンの『This Is It』と一緒の状況。

小売店も独占販売の波に乗っかっちゃってます。『My Bloody Valentine』と『エアベンダー』 はBest Buyでしか売ってないし、IMAX映画のいいやつはアマゾンがいくつか押さえて鍵かけちゃってるし。でもまあ、Best Buyで買った映画はどのプレーヤーでも問題なく見れるのでそんなにひどい問題じゃないけどね...。

せめてもの慰めは、これが永久に続くわけじゃなく、抱き合わせで売るのは期間限定の場合も多いこと。『Alice in Wonderland』も300ドル近いパッケージで最初は売り出されましたが、今は35ドルのディスクが単独で買えますよ。抱き合わせにしても300ドル払う人いなさそうな作品(Resident Evil、The Polar Express、Step Up 3D、Cloudy With a Chance of Meatballsなど多数)はメーカーさんも最初からバンドルにはしていません。本当の目玉作品だけです。

でもやっぱりなあ...より沢山の人に3D楽しんでもらいたいなら、コンテンツ購入の敷居をこんな高くしないで欲しい! と思っちゃいますよ。A社のテレビ買ったらNBC放送の3Dしか見れなくて、 ABC放送の3DコンテンツはB社のテレビをまた買い直さなきゃ見れない、というシナリオ想像してみてくださいよ。そんな売り方に乗せられて2000ドルも払う人いませんて...。

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Jason Chen(原文/satomi)