ユーザの個人情報を許可もなく盗んでいるiPhone&Androidアプリは意外と多い

2010.12.21 12:00
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Angry Birds、TweetDeck、TweetCaster、Groupon、Coupons App、Shazam、TextPlus 4、Et tu、Yelp...どれもマストハブじゃないですかね...。

ずっとPandoraなしじゃ生きていけないと思ってましたが、僕の年齢・性別、携帯識別番号、位置情報を6社の計8件のトラッカーに送ってるんじゃ、なしでも生きていけそうです。

ウォール・ストリート・ジャーナルによると、このPandoraなんかまだいい方らしいですよ?

みんな薄々怪しいとは思いながら考える暇もないまま放置してる問題じゃないかと思いますけど、同紙がiOSとAndroidの人気アプリ101本をテストしてみたところ、ユーザのUDID(端末識別番号)を本人の知らないところで、あるいは本人の承諾も抜きに他社に送っているアプリが、なんと過半数(56本)だったのです!

位置情報を送っていたアプリも46本も!
たった5本ではありますが、年齢・性別その他の個人情報を広告主に送っているアプリまでありました。なんという無法ぶり。

市場にアプリが何万と出回る中、101本というのは微々たる数ですよね。なんだか抜き打ち検査みたいで気の毒な面もありますが、どっかの壁紙アプリならいざ知らず、まさかこういう著名アプリが外道とは...灯台下暗しですね...。
 

位置ベースの情報を提供するアプリが利用者の位置情報知りたがるのは当然ですけど、これをマーケターに送るとなると話は別。折り込み済みのステップとはいきませんから、少なくともユーザーに別途知らせなきゃいけないし、嫌なら外してもらえるようオプトアウトの選択肢も用意するのが理想です。プライバシーを犠牲にしてまでターゲット絞った広告見たい人が全員とは限りませんから...。

あと今回の調査では全体的に見て、iOSアプリの方がAndroidアプリより外部と共有する情報量は多いことも分かりました。Androidのゆるゆるな環境に比べ、App Storeの承認審査プロセスがあれだけ厳しいこと考えると、これはちょっと驚きですね。

ユーザーには打つ手なしですから、ここはGoogleもAppleもプライバシー方針の明示を義務付けるぐらいのことしなきゃダメかと...。どうせならこれを機に、オプトアウトの仕組みも設けて欲しいところですね。

「わしの個人情報をばら蒔いてるのはどこの誰じゃ!」―詳しく知りたい方はWSJのインタラクティブなグラフを見て(あちこちクリックすると文字が出てきます)、怒りのメールを早速送りましょう...。


[WSJ, WSJ日本版]

Brian Barrett(原文/satomi)
 

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