NASAの新生命体発見説にモノ申す! 科学者たちのバトル

NASAの新生命体発見説にモノ申す! 科学者たちのバトル 1

      

バトル勃発中です。

鼻ピなNASAの科学者Felisa女史のチームが、リンではなくヒ素を摂取して成長する新生命体GFAJ-1を発見して盛り上がりをみせていますが、それに対して猛烈に反論している科学者たちがいるみたいなんです。

細菌はヒ素を摂取しているんじゃなくヒ素塩を食べて肥大しているだけなのでは? とかDNAを見ずに浸した時に水中で分解しなかったのはおかしいなど、理由は様々です。

また何人かの科学者たちは、この新しいタイプの生命体に関する記事を掲載したScience誌自体を非難しているそうです。Redfield博士はブログで、影響力のある出版物Science誌の編集者が専門家による評価プロセスに影響を及ぼした可能性があると激しく非難しています。

私はScience誌に記事を書いた著者が、単に悪い科学者なのか? 無節操にNASAの「宇宙に生命体が存在している!」というアジェンダを支持しているのか分かりません。ただ、まだ不確定な要素が多いこの生命体に関することを断定するべきではなかったと思っています。もっとも、その生命体に対する反論は、影響力のある出版物Sienceの編集者から却下された可能性が高いですからね。

また、コロラド大学で働く別の研究員Shelly Copleyさんはシンプルに「この論文は発行されるべきではない」とコメントしました。

一方、この科学者達からの間違ってるぞ攻撃に対し、ヒ素バクテリアの論文の作者の一人である、米国地質調査所のRonald Oremlandさんは、スレート誌のCarl Zimmerに反応をしました。

現時点では、私たちは見境なくメディア・フォーラムに加わり議論をすることはできません。もし、私たちが間違っているなら、他の科学者たちは私たちの調査結果を再現するためにやる気を持つべきだし、私たちが正しいなら(私たちはそうであると強く確信してますけど)私たちの競争相手は同意してこの現象の理解を進めるのを助けるでしょう。私は彼らがそうすることを切望しています。

ちなみに、NASAの宇宙生物学者Felisa女史は、ネガティブな報道にたいして、「机上の科学トークばかり。こういう態度はスルーしようと思う。」と、コメントすることを断りました。

それに対し、UC-DavisのJonathan Eisenは、「彼らはプレスリリースと記者会見で科学を実行したと同然だ。もし彼らが唯一のレスポンスが科学文献を提示することにあると言うのなら、今の彼らは偽善者です。」と反撃。

結構ヒートアップしていますけど、きっともうすぐ誰が正しいのか明らかになると思います。クレームをつけている評論家がテストできるように、論文の作者が彼らの見つけた細菌を提供することになったのです。

なので、とりあえず結果が出るまでの間は、あまり熱くならないほうがよさそうです。

[Slate]

-Sam Biddle(原文/junjun )