【独占インタビュー】そこに果たして宇宙人はいるのか? 地球のような大気と液体の水が存在し得る新発見惑星での生活を大展望...

【独占インタビュー】そこに果たして宇宙人はいるのか? 地球のような大気と液体の水が存在し得る新発見惑星での生活を大展望... 1

早く宇宙船を飛ばして探索に出かけましょうよ。

太陽系外に発見された恒星「Gliese 581」の周囲を回る惑星「Gliese 581g」の実体をめぐって、もしやついに人間も居住できそうな宇宙空間で初の地球のような惑星なのでは? そんな期待が大いに高まってきていますよ。注目を集めたNASAの新生命体に関する発表は、一部で予測されていたような宇宙人の発見とは異なりましたが、こちらのGliese 581gには、すでに地球外生命体による高度に発達したコロニーが形成されていることすら完全には否定することはできないだなんて複数の専門家のコメントも飛び出しちゃってきてるみたいですね~

ではでは、とうとう太陽系外に最も地球環境に似た惑星を発見...という大手柄を上げた天体物理学者のスティーブン・ボーグトさんに、少し前に突撃インタビューが敢行されましたので、その模様を今回は詳しくお伝えすることにいたしましょう。人類が太陽系外の第2の地球へと移住する時代も、そう遠くはないのかもしれませんよ!

 

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ハワイ島マウナケア山頂天文台群の中にあるケック天文台(Keck Observatory)での観測を進めるスティーブン・ボーグトさんは、まさに第2の地球と呼ぶのにふさわしいGliese 581gを発見し、その愛称には妻の名前である「Zarmina」と名付けちゃいましたよ。なかなかの愛妻家でもあるようですね...

このZarminaことGliese 581gの発見を公にした席上で、同惑星には生命が存在する可能性が非常に高いと確信していると私が発言したことをめぐっては、その後に非常に厳しい意見なども寄せられました。自分が個人的に信じていることを、あんなふうに人前で口に出すような科学者は最低だといった非難が殺到していましたね。もちろん観測を通じて実際に生命が存在する確かな証拠まで判明したわけではありません。でも、この惑星について調べれば調べるほど、私個人の意見といたしまして、地球外生命体の存在の可能性について言及しないわけにはいきません。

そう切り出して、スティーブン・ボーグトさんは熱く熱くZarminaの驚くべき実体について詳細に語り始めてくれましたよ。

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まずは宇宙空間の中で、生命の存在を確認できる可能性が高まる条件について、スティーブン・ボーグトさんに語ってもらうことにいたしましょう。

すでに皆さんもご存知のように、宇宙空間の大部分は生命が存在できる環境には程遠いものです。やはり次の2つの条件がまったく満たされていないのが、その主な要因となりますね。その絶対に必要不可欠な環境とは、温度と重力という2大条件です。この2つの条件が整わない場所では、私たちが一般的に想像し得る生命の存在を確認することはまずできないでしょう。

なるほど。確かにその通りでしょうかね。

そして、この2つの条件を満たすのに欠かせないのが恒星の存在です。恒星の輝きによって、適度な温度を備えることが可能になりますからね。ただ、恒星のそばには強い引力も働くので、どんどんと引き寄せられて高熱に飲み込まれてしまう危険性が同時に存在します。ですから、その恒星から適度な距離を保つ周回軌道が重要になってくるんですよね。

新たに発見されたZarminaは、まるで太陽の周りを回る地球のように、Gliese 581の周りを適正な軌道を保って周回し続けるのにちょうどよい大きさの惑星になっています。こうした理想的な環境を備えた惑星は宇宙空間に数多く存在する可能性はありますが、実際に発見されるに至ったのは、今回のZarminaが初めてのケースになるんですよ。

生命が存在し得る環境を示したハビタブルゾーン(Habitable Zone)にピッタリと収まってくる惑星として、今回のZarminaの発見はかなり貴重であるようですね!

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では、実際のZarminaの地表面での生活環境としては、どのような理想的な条件が整っていると予想されるのでしょうか?

私は生物学の専門家ではありませんけど、このZarminaの地表面に備わる環境について知れば知るほど、ここに生命が存在する可能性を否定することができなくなってくるんですよ。たとえば、いま私たちが居住している地球だって、ほんの40億年ほど前までは酸素もない広漠とした星だったと考えられています。ところが、現在は豊富な生命が存在しているんですよね。

一方、このZarminaには、その荒れ果てた惑星だったころの地球と比較すると、すでに明らかに理想的な環境が備わっていると十分に考えられるんですよ。適度な重力と快適な気温が整っている可能性が高いんです。まさに完璧な条件ではないでしょうか。地球に生命が存在するようになる前よりも理想的な条件を満たした惑星なんですよ。この惑星を発見した時の興奮は、いまでも忘れられませんね。そして、私は確信してしまいました。ここには生命が存在するなって!

一時は宇宙人の発見まで口にしたと非難轟々だったものの、どうやらスティーブン・ボーグトさん自身は、かなり真剣にその確信を公の場で言い表していたようですね。

とりわけ私たちが知っている形の生命と呼べる存在には、液体の水が絶対に欠かせません。そして、Zarminaは、液体の水が存在し続けるのに必要な大気を備え、地表面に液体の水を保持し続けるのに適当な質量も持っているんですね。Zarminaの地表で立ってみた時に感じる重力は、地球上で生活しているよりも少し強いくらいの重力になると思われます。人間が移住しても、それほど不自由なく動き回って生活できるでしょうね...

おぉ、もしやホーキング博士も警告していた地球滅亡の日が来るとしても、有力な脱出先が見つかったということにもなるんでしょうかね?

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では、将来の移住の日に備えまして、もう少しZarminaにおける日々の生活環境へと迫ってみることにいたしましょう。

そのままではとても人が住めない異常に高温だったり低温だったりする場所があるはずなんですけど、どうやらZarminaの地表面を常に吹き続ける風の存在が大きなポイントになってきそうですね。つまり、高温のエリアから低温のエリアに常に風が吹いている状態によって、適度な気温が保たれる場所が増えそうです。どこに海が存在するのかによっても変わってはくるでしょうけどね。

ただ、最も居住に適した環境が整うのは赤道に近い低緯度の地域でしょうね。極地には寒すぎて住むことはできないでしょう。ちなみに予想される気温は華氏160度(約摂氏70度)から華氏マイナス20度(約マイナス30度)の間になると思われ、場所を選べば、現在のメキシコやエクアドルよりは少し暖かい場所で生活するなんてことが可能になると考えられますよ。快適な熱帯の気候が楽しめる地域が、いろいろと存在するのではないでしょうか。

なんだか想像するだけでもワクワクしてきますね! ちなみにスティーブン・ボーグトさんは、この第2の地球となる可能性も備えたZarminaの発見は優れた成果であると考えてはいるものの、引き続き宇宙空間に存在する他の地球環境に限りなく近い惑星の発見にも精を出していく意気込みを明らかにしていますよ。どうやらまだ400個くらいは十分に候補になりそうな星などもあって、今後も新発見に努めるそうです。もしやいつの日か本当に宇宙人に遭遇しちゃう時もやって来るんでしょうかね~

Annalee Newitz(米版/湯木進悟)