名古屋大、ワームホールの探し方に関する新論文を発表! タイムマシンの可能性は...!? 

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名古屋大学の阿部文雄准教授が「ワームホール」を見つけるための方法について論文を発表しました。

ワームホールとは、光さえも飲み込むほど強い重力を持つ天体「ブラックホール」と、ブラックホールを時間方向に反転した何でも吐き出す「ホワイトホール」を結びつける仮想的なトンネルのことだそうです。アインシュタインらによって存在は予測されているものの、いまだ実際には観測されていない現象です。

 今回発表された論文によると、

ワームホールを探すために取るべき道は、非常に小さい重力レンズである「マイクロレンズ」の存在の手がかりを探すことだ

とのこと。「重力レンズ」は、銀河などといった非常に質量のある物体が時空を歪ませ、周囲の光が曲げられることで起こる現象のことです。

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ワームホールが存在する場合も、地球から見える星の輝きがわずかに変わるはずなので、それがワームホールを探す手がかりになるよねってことだそうです。

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(写真は、ダークマターの重力によって、この銀河団の背後にある、より遠方の銀河が歪んで見えている重力レンズ効果の例です。)

重力レンズ現象については既にデータが大量にあり、それらのデータを分析することでワームホールについての研究が出来るよとのこと。

さてさて、ところでこの「ワームホール」なんですが、これがもし通過可能な構造であれば、そこを通ると光よりも速く時空を移動できることになるんだそうです。ほほー、過去に戻れるタイムマシンがつくれるのか!? すげーな。

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実際のところ

「直径約1メートルで、人1人が通れる程度のワームホールが生じると仮定した場合、こうしたトンネルを切り拓いて、それを安定した状態でキープできるという条件は、木星と同等だが負の質量が、負のエネルギーに変換された場合だ」

とのことですから、(「負の質量」とか「負のエネルギー」とか僕にはよくわかりませんが)タイムマシンをつくるのは色々と難しいっぽいですね。

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というわけで、タイムマシンがつくれるかはわかりませんが、というか宇宙とか物理とかよくわかりませんが、「ワームホール」だとか「時空の歪み」だとかという言葉を聞くと、何故かそれだけでときめかされます。ワームホールが発見されたら、多分物凄くテンション上がるので、是非僕らが生きてるうちに発見されて欲しいですね。

ワームホールの探し方:名古屋大研究者の新論文[WIRED VISION]

ホワイトホールとワームホール[SPACE INFORMATION CENTER]

[重力レンズとは]

(鉄太郎)