一見激安でお買い得そうな3Dプロジェクターには要注意

一見激安でお買い得そうな3Dプロジェクターには要注意 1

HDMI1.4非対応の3Dプロジェクターは、スノッブ向けのアイテムと心得ましょう。

今年はGoPro HDブロギー3Dなど、お手軽に3D映像が撮れるアイテムが矢継ぎ早に発売されるので、安価な表示部にも注目が集まること間違いなし。

さてBENQから発売された「MS614」はデータ用のプロジェクターですが、オプションの3D専用メガネを用意すれば3Dコンテンツも見られるようになります。amazon価格はなんと3万円台!

  

しかしこのモデルをはじめとした安価な3Dプロジェクターは、そのほとんどがDLP Link方式にのみ対応。ブルーレイレコーダーやプレーヤー、PS3で使われている3D規格のHDMI 1.4には対応していないのです(HDMI端子があってもHDMI1.3までの信号しか処理できない)。

パソコンに接続して使う場合も、NVIDIA 3D Vision対応グラフィックチップ/カードを搭載し、120Hzのリフレッシュレートに対応しているモデルでなければダメ。再生ソフトでなんとかなるレベルではありません。

もちろんフルサイズデスクトップをカスタムしまくって、地デジレコーダーやブルーレイプレーヤーとして使っているような人なら、グラフィックカードを交換するだけでこのリーズナブルさを余すことなく享受できますが...。うーむ、僕たちが手を出すには厳しいかもしれませんね。

あ、もちろん3Dアッピールが必要なプレゼン現場ではめっちゃ役に立つでしょう。映画やゲームの再生機器との相性が悪いというだけで、モノとしては清く正しく真面目に作られたデータプロジェクタですから。

MS614[ BenQ Japan]

(武者良太)