ちょっと良いカメラを初めて使ってみる方へ

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うらやましい悩みです。

デジタル一眼レフカメラやハイエンドなコンパクトデジカメをクリスマスプレゼントにもらった、または、自分で買っちゃったんだけど、こういうカメラってどう扱うんだっけ? と悩んでいる方へ。ごく最初のステップをお伝えします。

 

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1. まずは周りを固めましょう

・レンズ

プレゼントされたカメラであれば特に、始めからアクセサリーまで完備されていることは少ないですね。デジタル一眼レフなら、まず最優先すべきはレンズをそろえることでしょう。まずは35mmレンズ、またはフルフレームカメラであれば50mmレンズを入手しましょう。

・ストラップ

カメラに付属してくるカメラストラップは、おしゃれ的には今一歩ですよね。ドンケのショルダーパッドに付いているストラップや、ブラックラピッドのストラップなどにしてみましょう。

・カメラバッグ

新品のカメラを落としてこわしてしまった...なんて泣くに泣けない事態ですので、しっかりしたカメラバッグも準備したいものです。ドンケとか、クランプラーとかのバッグが、僕らのお気に入りです。

2. ダイヤルを回してみましょう

カメラにはいろんなモードがありますね。たとえば僕が今持っているのはパナソニックのLUMIX LX5ですが、これには「シーン」23個もあります。食べ物、ペット、花火、それに赤ちゃん用はふたつもあります! こういう設定を使うのは楽しいですが、写真を勉強する意味では、まずPS(キヤノンだとTv)、A(キヤノンだとAv)、Mを覚えておく必要があります。これは、P=プログラムS=シャッター速度優先A=絞り優先M=マニュアルです。

P(プログラム)モードとは基本的にオートマチックなモードで、たとえばISO感度とかフラッシュの使用有無とか、一部の設定に関してのみ自分で多少コントロールできる、というものです(フルオートの場合は、カメラが全設定をロックしてしまいます)。まずはこのモードから始めて、いろいろ試してみるのがよいでしょう。

S(シャッター速度優先)モードとは半自動のモードです。露光時間だけ、短くとか長くとか自分で決めることができ、あとの設定、たとえば絞りなどはカメラが自動でやってくれます。

A(絞り優先)モードも半自動です。これは絞り、つまりどれだけの光がカメラに入るかを自分で決めるものです。言い換えれば、被写体にだけピントを合わせて背景をぼかした写真を撮りたいか、背景も全部くっきり写したいかということです。他のこと、たとえばシャッター速度などはカメラが調整してくれます。

マニュアルは...、自分でやってみましょう。

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3. フラッシュは使わないでください

入手されたカメラにはフラッシュが内蔵されているかもしれませんが、それは使わない方がいいです。絶対に。

でもたしかに、どうしても仕方がないとき、たとえばナチのテロリストの心より真っ暗な暗闇だとか、日中の太陽光の中で補助光が必要だとかいったことはあります。そんなときは、以下のTIPSを覚えておくとよいでしょう。

・バウンスまたは拡散させる:こうすると光がより自然になり、こんな事件も防げます。空のフィルムケースに切り込みを入れてポップアップ式のフラッシュにかぶせるこんな方法もあります。

・スローシンクロを使ってみる:コンパクトデジカメ、たとえばキヤノンのPowerShot S95などで「夜景ポートレートモード」(とか、同様の名前のついたモード)がやってくれるのはまさにこれです。シャッター速度を長めにしてフラッシュをたくことで、長めの露出とフラッシュの効果両方が得られます。前景・背景ともにきちんと写るし、場合によっては背景に光の軌跡が写るような、かっこいい写真が撮れるかもしれません。

4. ニンジャみたいに撮ってみましょう

暗いところでフラッシュを使えないなんて、どうすればいいの? と思われるでしょう。それには、三脚を使って露出時間を長くすればいいのです。または、スナイパーがライフルを構えるみたいに、カメラをきっちり固定させられれば大丈夫です。わきを固めて、カメラストラップ(とかそれに類するもの)も活用し、深く息をして...いざ、シャッターボタンを押しましょう。

また、カメラ好きにとってありがたいニュースとしては、カメラメーカー間のメガピクセル戦争はほぼ終了しつつあります。最近の焦点はISO感度低照度での性能に移ってきています。なので新しいカメラでは、2、3年前のものよりも暗い場所で使いやすいかもしれません。ISO感度設定を活用しましょう。最近のデジタル一眼レフ、たとえばキヤノンのKiss X4などでは、ISO 1600くらいまではきれいに撮影できるようになりました。ハイエンドなコンパクトデジカメ、たとえばパナソニックのLUMIX LX5とかキヤノンのPowerShot S95では、ISO 800くらいにしておくのがよいでしょう。

5. RAW(生)がおいしいのはステーキと同じです

新しいカメラがハイエンドなものなら、たいていRAW形式で撮ることができると思います。RAW画像は圧縮されていないので、修整したりするときにできることがぐっと広がります。ホワイトバランスを直したりしてみましょう。ファイルサイズは大きくなりますが、それを保存するためのストレージも安いですから、使わない手はありません。

以上、デジタルカメラを使いこなすための、最初のTIPSでした。「もっとこんな技(とか、モノとか心得とか)も必要」という方、コメントでお願いします!

matt buchanan(原文/miho)