美しくも恐ろしい、まだ見ぬ地球。ヤン・アルテュス-ベルトラン監督『HOME』(動画)

手つかずの自然の圧倒美とテクノロジーのコントラストが胸に迫りますね。

航空写真の世界的第一人者でフランス人の報道写真家のヤン・アルテュス-ベルトラン(Yann Arthus-Bertrand)氏が15年かけて作ったドキュメンタリー『HOME 空から見た地球』を遅ればせながら見ましたよ。

製作は、あの『グラン・ブルー』も手掛けたリュック・ベッソン(Luc Besson)。世界54カ国120ヶ所を空から眺める1時間33分の映像に、ずっと鳥肌が立ちっ放しです。

(トレーラーの声)

宇宙の奇蹟・生命の誕生は40億年前。人類の誕生はわずか20万年前。ところが人類は、この生命に欠かせない均衡を崩してしまった。

人一生の寿命にも満たない、わずか50年の間に、地球は変わり果てた。過去のジェネレーションを全部合わせても敵わないほどラディカルに。

今なら解決策はある。変える力は我々みんなが持っている。何をぐずぐずしてるの?

アルテュス=ベルトラン氏はフランスの富裕な宝石商の家に生まれた元映画俳優です。1967年に野生動物園経営に転身し、さらに30歳のときケニアのマサイマラ国立保護区に奥さんと一緒に移住、そこでマサイ族と3年間一緒に暮らしライオンの生態を研究してる時に写真を撮る楽しさを覚え、熱気球から見る風景の美しさに魅せられました。

1981年に帰国後写真集を出版、1991年には世界初の航空写真専門写真ライブラリ「Altitude Agency」を創設します。

1994年からユネスコの後援を受け、地球の現況調査に乗り出し、その調査の一環で世界有数の景勝地の空撮写真を撮り集めて出した写真集「Earth from Above (la Terre vue du ciel、空から見た地球)」は世界24ヶ国語に翻訳され300万部以上売れました(以上、Wikipediaより)。

 

 

2009年6月公開後、既に世界4億人(うち2億人は中国)を動員した『HOME』。少し遅れてアメリカはNYのVillage East Cinemaで現在無料上映中です。お近くの方はぜひ足を運んでみてください。やっぱり大画面で見る迫力には敵わないもんね。

「近くの映画館でやってないよ!」という方も大丈夫。YouTubeで全編ご覧になれますよ。

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Jesus Diaz(原文/satomi)