究極の地球温暖化? ロシアが北極海の氷を溶かしきる大計画...

2011.02.13 21:00
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

110129shutterstock_fire.jpg


その計画が実施されることはありませんでしたが...

いまや地球温暖化の影響で北極や南極の氷も解け始めているとのことですが、実は古くは19世紀より人工的に北極海の氷を取り除き、周辺地域の有効活用が画策されてたりもしたんですね。北緯40度よりも上のエリアで、大々的な気候の変化をもたらし、冬のシベリアだって暖かくなって生産活動を向上させるなんて理想が掲げられていたみたいですよ!

主にロシアで計画されていたのは、ベーリング海峡などを封鎖する規模の巨大なダムを建造し、海流の変化をもたらして、暖流を北極海へと流し込み、一気に氷山などを溶解させていくプロジェクトで、ジュール・ヴェルヌのSF小説の世界を地で行く壮大なプラン。北極海から氷山がなくなりさえすれば、極東と欧州を結ぶ最短航路が切り開けるほか、極地に住む人々へ多大の利便性をもたらすとの説明がなされていたんだとか。もしも北極で氷の溶解が進みまくったら、海水面が上昇して地球的に大災害がもたらされるだなんてことは特に心配されなかったみたいですね~

人類が必要としているのは冷戦ではない。寒冷との戦いである。

こんなスローガンまで掲げられ、冷戦時代に一時は実現も検討されたそうですが、周辺諸国の反対やその他の事情で計画は廃案に至ってしまったようです。ただ、ロシアが北極開発にかける思いは熱く、いまでも驚きのプロジェクトが着々と進行しているとのことですけどね。


James Rodger Fleming(米版/湯木進悟)
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
4766409027
ソ連・ロシアの核戦略形成




 

・関連メディア