TV視聴率がアテにならない理由(ニールセンの場合)

TV視聴率がアテにならない理由(ニールセンの場合) 1

面白い新番組なのに視聴率が悪くて放送停止...なんてことありますよね。

視聴者の意向反映してないようにも思える視聴率。それが何故重視されるのか?

ここでは「なぜニールセンの視聴率はダメなのか?」を考えてみましょう。

Splitsiderによると、ニールセンは番組観る人の数じゃなくCM観る人の数を測って、10億ドルの視聴率ビジネスを築き上げてきたようなのですよ。こう検証記事の中で書いています。

 

TVネットワーク・広告主が広告販売・価格設定・番組継続か停止かを決める判断材料として実際に使うのは、コマーシャルの視聴率の数字だ。要するに広告主は自社CMを観る人の数ほどには番組を観る人の数は気にしないし、ニールセンも放送翌日のDVR再生やCM早送りまで反映した統計を提供しているのだ。

だから例えば全世帯が放映の1日遅れで番組を観て、CM全部早送りだと、その番組はおそらく放映停止になってしまう。

あと視聴率に含まれていないのがオンラインTV動画配信の「Hulu」や「Netflix」のストリーミング視聴。そしてケーブル放送プロバイダからのオンデマンド視聴。

このように、「好きな番組の視聴率が悪いのは他のみんなが観てないから」とは限らなくて、「みんな放映後すぐ観てない」ってぐらいの意味なんですねー。

でも希望はありますよ。ニールセンもデジタル視聴数を考慮する方向に動いてますし、競合サービスからはもっとよく全視聴数を網羅するものも現れてきましたからね。

超人気で批評家の評価も上々だったのにニールセンの視聴率が悪くて去年6月放送停止になったTVコメディー『Party Down』は今さら救えないけど...。視聴率悪い名作が今度放映になる頃までには改善されてるといいですね。

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Brian Barrett(原文/satomi)