超巨匠コッポラ監督は言いました「無料ダウンロードありかも」

超巨匠コッポラ監督は言いました「無料ダウンロードありかも」 1

ほほぅ、そういう見方もあるわけですね。

超巨匠フランシス・フォード・コッポラ監督は言います、音楽や映画を無料でダウンロードするのはアリではないか、と。コッポラ監督がネタ元The 99 Percentで語ったインタビューどうぞ。


アートとお金についてよく考えなければいけない。アーティストがお金を稼ぎ始めたのはここ数百年のことだ。それ以前はアーティストはお金を稼いでいなかった、ではどうしたか? パトロンがいたのである。その土地のリーダーや、公爵、教会の権力者、そういった人達がパトロンとしてついていたのである。または、アーティスト自身が収入を得るために別の仕事に就いていた。かく言う私も、他の仕事もしている。映画を作っている、誰も私に指図しない。が、生活収入を得ているのは他の仕事であるワインビジネスの方である。他の仕事をしながら、朝5時に起きて台本を書く。

メタリカやロックの歌手が成り上がってリッチになる、これはもうこれからは起こりえないことがある。なぜなら、我々が新たな時代に身をおくにつれ、アートというものが無料になっているかもしれないからだ。学生達の言う通りかもしれない。彼らは音楽や映画を無料でダウンロードできるべきなのかもしれない。これはなかなかチャレンジな発言だか言おうと思う。誰がアートに金銭的価値をつけなくてはいけないと言ったのか? つまり、アーティストが収入を得ないといけない、と誰が言ったのだろうか?

その昔、そう例えば200年前、もし君が作曲家であったなら、収入を得る唯一の方法はオーケストラと共に指揮者としてツアーをすること。指揮者という演者としての収入を得るわけだ。もちろん録音技術なんてない、録音したものに対する権利もない。そんな時代だったのだ。つまり私の言いたい事は、映画と収入を得る方法とを離して考えてみたらどうだろうか、ということである。



映画の世界で大成功をすでに収めているコッポラ監督だからこそ言える、余裕のある発言ですよね。がしかし、その成功を収めている巨匠の視点だからこそ斬新な気もします。アーティストがパトロンを持つという考えがなかなかない現在、パトロンの代わりになっているのはレコード会社であったり、お金を落としてくれるファンである、という考え方もできますが...。コッポラ監督が、生活を支えるための収入を得るという手段と映画というアートに対して、実に冷静でシビアな意見を持っているのですのがわかります。

[The 99 Percent via Kottke]

そうこ(Kyle VanHemert 米版