マイクロソフト公式のPC向けKinect SDKが春出るよ


チャットミュージックビデオブラ光学迷彩など全方位的に進化を遂げるKinectハック。このホットなKinectを使ったWindows 7対応アプリが開発できる公式SDKがこの春公開になります。

もう、ぐじゃぐじゃのRAWデータ拾わなくていい! これからはもっとワイルドで洗練されたKinectアプリが続々出てきそうですね。

新SDKでマイクロソフトが目指すのは、「カメラの仕組みなんか知ったこっちゃないんだけど、Kinectでこれやりたい! っていうアイディアだけは素晴らしいもの持ってる、そんなもっとハイレベルな人々のニーズに応えること」だと同社ブレインのヘッド、クレーグ・ムンディー(Craig Mundie)最高研究・戦略責任者は話しています。

SDKにはRAWデータ上のドライバとライブラリも入ってるので、開発者はRGBカメラ、マイクロホンアレイ、Kinectを動かすモーターを丸々いじることが可能になります。

最初は愛好家・研究者のみ対象だけど、将来的にはKinectをお金儲けに使える商利用の展開も視野に入ってるそうなので、キネクト長者目指す人は今から修練、修練ですよ~。以下に、公式ブログに載ったリリース訳しておきますね。

 

Kinect for Windows SDK、2011年春リリース

毎年この時期マイクロソフト最高研究戦略責任者のCraig Mundieは社内のブレイン数名、報道関係者だけ招いて内輪の集会「TechForum」を開き、未来ビジョンを語る。[...]

今朝Craigはインタラクティブ・エンターテイメント・ビジネス(IEB)プレジデントのDon Mattrickとともに非商用のKinect for Windowsソフトウェア開発キット(SDK)を今春リリースする計画を明らかにした。

11月のKinect for Xbox 360発売以来、開発者コミュニティが花開いた。それを見ると、新技術を手にしたとき人が発揮する発明、イマジネーションの深さを知る思いがする。研究者・学術経験者・愛好家らは自然で直感的な技術の次に何がくるのか、先の先まで考えている。例えば、1月にはCraigがクリーブランド病院の講演で、Kinectと市販の「PHANTOM Omni」という触覚装置を活用し、ロボティック手術に触感を採り入れて改善を図る方法を模索しているワシントン大バイオロボット研究所の学生の取り組みを紹介した。

Kinect for Windows SDKはマイクロソフトリサーチ(MSR)がIEBと共同開発し、リリースするもので、無料ダウンロードは春開始。これにより研究者・愛好家はKinectのシステムの音声技術、システムアプリケーションプログラミング用インターフェイス、Kinectセンサー本体の直接制御など主要部にアクセスが可能となる。

このコミュニティを支援し、ナチュラル・ユーザー・インターフェイス(NUI)を核とする創造を可能にすることは我々にとって重要なことだ。既に活発な愛好家のエコシステムが、このSDKを機にさらに創作活動に火がつくことを願っている。[...]

可能性は無限だ。Kinectのように自然で直感的な技術は、ゲーム・娯楽のプラットフォームとして優れているだけでなく、医療・教育のような分野の社会問題の解決をはじめ、幅広いシナリオに大きな可能性を拓くだろう。

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Windowsをキネクトのインターフェイスで操作できるとしたら、みなさんはどんなソフト欲しいですか?

Matt Buchanan(原文/satomi)