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オールインワンレンズはこれだ! 手ブレ補正・静音AF・15倍ズームの全部入りレンズ「タムロン B008」レビュー

レンズ何個も持ち歩くなんて重くて嫌! でも、どんな瞬間も写真に収めたい! そんな欲張りさんにぴったりのレンズです。
昨年11月に創業60周年を迎えたタムロンから発売になったデジタルカメラ用交換レンズ「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD(Model B008)」は、小型・軽量を実現しながらも超高倍率のズームを実現したモデル。35mm判換算で28~419mm相当の焦点距離を持ちつつも、たった450gなんです。

また、高倍率・軽量だけじゃなく、「PZD(Piezo Drive)」という超音波モーターや、タムロン独自の強力手ブレ補正機構「VC」を搭載。高倍率でもしっかりとしたAF精度を保ち、かつ、強力な手ブレ補正も付いているというまさに全部入りレンズとなっていますよ!
ということで、今回はタムロン18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD(以下B008)のレビューをお送りしたいと思います。
超高倍率
広角・望遠側共に高画質

片手で持ててしまう超小型B008ですけど、まずはその実力から見ていきたいと思います。なんといっても15倍ズームは魅力です。繰り返しになりますが、35mm判換算で広角側は28mm、望遠側は419mmまでズーム可能。例えば、集合写真といった広角写真から、遠くにいる野鳥をねらったりなんていうこともこれ一本で可能になるわけです。
試しに比較画像を載せておきたいと思います。下記の二つは同じ位置から撮影したもの。
18mm f9 1/320 ISO 200これが広角側。そして望遠側が以下。
270mm f6.3 1/80 ISO 200
非常に遠くまでズーム出来ることがおわかりになると思いますが、注目すべきはその描写。広角側では、絞り込むことでガードレールの奥行きが立体的に描写され、日陰に関わらず色ノリもいい感じ。特に中心の解像感がすばらしいです。
また、望遠側ではさすがに解像感は落ちますが、やはり中心はしっかりと解像感が残っています。あれだけ遠くからでもはっきりと落書きの文字が読み取れていますねー。
手ブレ補正
画がピタっと貼りつく

最大望遠焦点距離270mmで撮影。手ブレなくピタっと決まる。
270mm f6.3 1/1250 ISO 200
ここまで望遠できてしまうと気になってくるのが手ブレ。
B008では「VC」と呼ばれる手ブレ補正機構が付いていて、手ブレが気になる望遠撮影も強力にサポートしてくれます。静止画だとわかりにくいので、動画でどうぞ。
最初はVCをオフで撮影し、その後がVCをオンにして撮影したものです。VCをオンにすると手ブレが強力に軽減されているのがわかると思います。ニコン用とキヤノン用はレンズ手ブレ補正なので、動画でもこの通りしっかりと手ブレが軽減されているんですねー。
ただ、動画で注意しなくちゃならないのが音。VCをオンにするとVCの動作音がなるので、動画で使うときにはマイクなどを使うといいかもしれません。
コンパクト、そして軽量
最新技術が詰め込まれた高性能レンズ

写真は前モデルの「AF18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC LD Aspherical [IF] MACRO Model B003(写真左)」と比較した写真です。焦点距離・絞り値はそのままに、これだけサイズダウンしているんですね。しかも、「PZD(Piezo Drive)」を搭載しているので、AF音も静かになったりとサイズだけじゃなく機能面も着実に進化しています。
フィルターサイズも72mmから62mmへサイズダウン。
廉価なレンズや、古いタイプのレンズって絞りリングが回転するタイプだったりするのですが、B008は絞りリングも回らないので、色々なフィルターを付けることもできます。デカイレンズを色々な所へ持ち歩くことを考えると、このサイズダウンは非常に嬉しいものです。
まとめ
軽量・コンパクトでどこにでも持ち運べる頼もしさ

今回はニコン用をお借りすることができたので、D3000とD90に取り付けて街に繰り出したのですが(写真はD3000)、非常にコンパクトで標準ズームレンズをお持ちの方なら違和感なく首から下げることができるでしょう。
実際に使ってみると、これだけ広い焦点距離ですから、風景からスナップまで幅広く撮影することができました。標準レンズだけじゃ満足できない、ステップアップしたいユーザーに最適なレンズだと思います。
以下作例です(D3000&D90でRAW撮影)。
タムロン「18-270mm F/3.5-6.3 Di II VC PZD(Model B008)」は、キヤノン用とニコン用それぞれ8万4000円(税込 希望小売価格)となっています。ちなみに2月9日から行われるCP+のタムロンブースにて、こちらのレンズも展示されるそうなので、気になる方は是非とも体験してみてはいかがでしょうか。
交換レンズ 高倍率ズームならタムロン B008 [タムロン]
(遠藤充)
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