これは魅せてくれるぜ! 世界初のプレステケータイ「Xperia PLAY」を速攻レビュー(動画あり)

これは魅せてくれるぜ! 世界初のプレステケータイ「Xperia PLAY」を速攻レビュー(動画あり) 1

日本での発売が待ち遠しくてたまりません...

これまで「PSPフォン」ですとか「プレイステーションケータイ」ですとかの名称で、手を変え品を変え数限りない噂が流れては幻と消えてしまっていましたが、ついにソニーエリクソンから「Xperia PLAY」が正式に発表されましたよね。早くもホワイトモデルの情報まで公開されちゃったXperia PLAYは、なんだかその出来栄えが、もうゲーマーをとりこにしちゃうこと間違いなしなパねぇ完成度だって話題のようですよ!

スペインのバルセロナで開催されたMobile World Congress 2011(MWC2011)で御披露目となり、まずは海外から来月中のリリースがアナウンスされたAndroidケータイでもあるXperia PLAYは、日本国内のプレステファンにとっては首を長くして待つしかない状況が続いていますけど、動画と写真いっぱいでファーストインプレッションレポートが届いておりますので、ぜひぜひ期待度指数満々でチェックしてみることにいたしましょう。これはもう絶対に欲しくなりそう~

 

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さすがは「プレイステーション」のブランドを意識したXperia PLAYは、まぁ、もしズバリと言っちゃってもいいならば、これはPSP(プレイステーション・ポータブル)だよねって評されても不思議ではない仕上がり具合ですよ。スライドするとDパッドやタッチパッドが飛び出し、本体ボディーのサイドにはL/Rボタンまで備えた、なかなか充実したゲーム操作環境が整ってますね!

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スマートフォンとポータブルゲーム機を合体させ、そのどちらの性能にも妥協を許さないというこだわりの姿勢で開発が進められたXperia PLAYで驚きなのは、意外にも薄くて軽いことですよ。スペック的には119×62×16mmのサイズ本体重量は175グラムと発表されているんですけど、いざ実際に手に取ってみたイメージは、えっ、これってスライド式のゲームコントローラーがあるはずなのに、こんなにスリムでライトなの? そんなサプライズが第一印象でしょうかね。ただ、ちょっとプラスティックベースのチープな印象が漂っちゃうのも事実かもしれませんけど...

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すでにメジャーなパートナーが続々とXperia PLAYに対応したゲームコンテンツの提供を約束しており、「PlayStation Suite」からAndroidベースのXperia PLAYでプレイ可能なゲームが来月の発売開始時点でも50タイトル以上はそろうとされておりますが、実際に本体にプリインストールされていたゲームで軽く遊び倒してみたところ、1GHzのSnapdragon(Scorpion ARM v7)プロセッサーの威力は十分で、ほとんどバグったりすることもなく、激しいプレイに徹してみてもアニメーション表示やミュージック再生に遅れやズレが生じたケースは稀でしたね。きっとさらなる改良が進められて、完成した発売モデルでは、まったくストレスないスピードでプレステゲームプレイが堪能できるようになっていることでしょう!

さすがは「PlayStation Certified」の認証を受けた世界初のスマートフォンというだけあって、Dパッド、ジョイスティック感覚で操作可能なタッチパッド、本体の傾きを利用する加速度センサーという、主に3種類の好みの操作方法でゲームプレイを進められるコンセプトも、慣れれば思う存分楽しめそうですね。ただ、正直な感想を言えば、やっぱり十字方向キーや各種ボタンのハードウェアでの操作反応が、最もスピーディーで使いやすかったですね。

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Xperia PLAYには、480×854ピクセル表示の4インチのマルチタッチ対応ディスプレイが装備されていますが、このディスプレイの表示が予想を上回るシャープな明るさの美しい映像で魅了してくれますよ。ちょっと言い過ぎかもしれませんけど、PSPに匹敵するゲーム環境はもちろんのこと、もしかするとモバイルでPS3(プレイステーション3)が楽しめちゃうとさえ評価できる完成度かなぁ。ちなみにAndroid Marketに普通に並んでいる、いわゆるPlayStation Certifiedではない他のゲームでは、現時点ではジョイスティック操作のタッチパッドには対応していないようなのですが、中には今後はXperia PLAY向けにバージョンアップしてタッチパッドでも操作できちゃうゲームが登場してくる予定だとも明らかにされていますよ。

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ところで、ゲーム環境は取りあえず横に置いておきまして、グーグルがスマートフォン向けに提供する最新OSのAndroid 2.3(Gingerbread)を搭載して実現した、Xperia PLAYの他の携帯電話環境での出来栄えはいかがなものなのでしょうか? ゲームプレイはバックグラウンド動作が基本なので、たとえゲーム中に通話やメールが入ってきたとしても、かなりスムーズな切り替えが実現していましたが、普通にゲームをしないシーンでの完成度もまずまずという評判のようですよ~

とりわけその中でも、もっとも米GIZMODO編集チームで評価されていたのは、やっぱりiPhoneとかに比べるとギコチないんだよねって感想も少なくはなかった、これまで「Xperia X10」にて基本だったユーザーインターフェース(UI)が大胆に切り捨てられており、ほぼ完全に新たなUI設計から取り組まれている点が挙げられていましたね。なんだかホームスクリーンのメッセージウィジェットはいい感じですし、右フリックで姿を現わす「MediaScape」のメディアプレイヤーなんかも気に入っちゃいそうですよ。

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「Adreno 205」のGPU採用でグラフィックス性能も強化されているXperia PLAYは、せっかくなのでその美しいディスプレイ表示をゲームプレイ以外にもフル活用したいものですね。そんなユーザーの願いをかなえるためか、ソニーエリクソンからはXperia PLAYの専用ドックが同時発売される予定ですよ。家でゲームでは遊ばない時間はドックにセットしておくと、いろいろなお役立ちの情報を映し出してくれそうですかね...

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ドックでマルチメディアプレイヤーとして使い倒してみたいXperia PLAYですが、やっぱりデジタルフォトフレームとして活用するには、内蔵されているデジタルカメラの性能なんかも気になりますよね。

Xperia PLAYのメインカメラは510万画素で、起動から撮影までも非常にスピーディーに行なえましたよ。さすがはゲームプレイでパワフル性能を重視して開発されただけあって、その他の操作面でも優れたスピード感が際立っているように思えましたね。5メガピクセルレベルの撮影写真は決して特筆すべき写りではないかもしれませんけど、明るく美しい写真が撮れて満足できる仕上がりです。LEDフラッシュの発光も強すぎず、合格点の調整でしたね。まずまずの動画だって撮れるようになっていますよ~


いかがでしたか? やや時代をさかのぼると、本格派のポータブルゲーム機として携帯電話を進化させる野望を抱いたNokiaから「N-Gage」が発売されていたこともありましたが、結局は大ヒットを放つこともなくプロジェクトは立ち消えになるという不本意な流れをたどったりもしましたよね。でも、このXperia PLAYのプレステブランドの威信をかけたソニーエリクソンの意気込みを眺めるに、N-Gageの失敗とは別の歩みをたどり、今年の話題作として一大ブームになれる可能性も十分に秘められていると感じましたよ。

ただ、プレステファンやゲーマー以外の層にも十分に訴える魅力があるスマートフォンになっているかどうかと尋ねられると、そこは大きなクエスチョンマークがつくでしょうかね。だって、同じXperiaシリーズにだって、これまでで最強の仕上がりとの呼び声も高い「Xperia arc」ですとか、スライド式キーボードがうれしい「Xperia pro」や「Xperia neo」などなどが目白押しで、わざわざXperia PLAYを選ばなきゃならない理由は特にないですもんね...

Xperia PLAYは、ゲーマーの、ゲーマーによる、ゲーマーのための携帯電話である。

そう米GIZMODO編集チーム一同は評しちゃってますけど、これは真実かもしれませんよ。いずれにせよ世界にはゲームのためには金をいとわないファンユーザーが何百万人も存在していることも事実でしょうから、そのハートをわしづかみにするAndroidケータイとして、グローバルにXperia PLAYが羽ばたいていく可能性は大ですかね!

Kat Hannaford(米版/湯木進悟)