中国では今週太陽が2個出ましたよ

中国では今週太陽が2個出ましたよ 1
リチャード・B.・フーバー博士地球外生命体の化石らしきものを発見したニュースが袋叩きに遭う中、中国ではなんと2つ目の太陽が空に現れ、「あ、あれはなんだ!!!」と全国民騒然となってますよ。

ちょうどこないだ「ベテルギウスの超新星爆発で2番目の太陽が生まれる」というが一瞬盛り上がって後で否定された後なので、「こ、これは...!」と一瞬ときめいたのですが、イリノイ大学の天文学者Jim Kaler氏は「光の屈折で2つに見えてるだけだ」と話してます。

ある種、蜃気楼に似た現象、ですね。

ただ、普通の蜃気楼は大気が厚い地平線近くで上下に並んで見えるのですが、こんな風に横に並んでいるのは「極めて稀」なのだとか。Kaler氏は、異常に厚い大気が太陽の前を塞いで生まれた現象なのでは...と言ってます。

同じような現象は前にも撮影され、分析も行われています。

 例えば、著名なフラマン人天文学者Marcel Minnaert氏が記した『Light and Color in the Outdoors』(英訳出版年・1993年)は今に至るまで2重の太陽の参考文献の決定版として位置づけられている書なのですが、この本にも横に二重に並んだ太陽の写真、月の写真が収録されています。

「他にもこれだけ沢山の報告事例があると、もはや疑問の余地はないだろう... 太陽と擬似太陽は全く同じ高度に現れる」

「沈む直前の太陽の左3度25秒角に出るなんて、とても信じられない話に思えるが、これは写真でも記録に残っていることだ」(Minnaert氏)

中国で今週起こってる現象は、この記述とほぼ一致するんです。

そんなわけで赤い巨星の超新星爆発ってわけじゃなく、おそらくは中国国内で日増しに拡大する産業スモッグから生まれた蜃気楼ということで。

[MSNBC]

Jack Loftus(原文/satomi)