計画停電(輪番停電)は今夏、冬も続く見込みだそうです #jishin

計画停電(輪番停電)は今夏、冬も続く見込みだそうです #jishin 1

今後の計画停電(輪番停電)の見通しについて、朝日新聞が東京電力幹部に取材したところ、以下の内容が明らかになったそうです。

・計画停電は今夏だけでなく、今冬も続けることになる見通し

 大規模火力発電所(福島県、茨城県)の地震による損傷が激しく復旧の目処が立っていない

・夏の計画停電は、午後2~3時(気温が高い時間帯)を中心に実施される見通し

 気温の上がり具合によっては、停電の時間帯や範囲が大きくなる可能性も

今年の夏も計画停電は避けられないだろうな...とは思っていましたが、今の時点で今年の冬まで停電が続くと言われると、色々と複雑な心境になりますね。

記事の中で取り上げられたデータを元に、今年の夏と冬の状況を整理してみますと...

・ピーク需要の想定

 約6000万キロワット (今夏)

 約5000万キロワット (今冬)

・現在の最大供給力

 約3500万キロワット

・夏までに増加予定の供給力

 約1360万キロワット※ (500+700+100+60=1360)

 ※西日本、北海道から最大の電力供給がある場合に限る

 内訳)

 ○小規模火力発電所

  約500万キロワット (4月中)

 ○独立発電事業者(IPP)

  約700万キロワット (夏まで)

 ○西日本の電力会社

  最大100万キロワットまで (西日本の電力事情に依存)

 ○北海道の電力会社

  最大60万キロワットまで (北海道の電力事情に依存)

・今夏の電力不足分

 約1140万キロワット (6000-3500-1360=1140)

 約380万世帯分に相当

・今冬の電力不足分

 約140万キロワット (5000-3500-1360=140)

 約47万世帯分に相当

このデータを見る限りでは、今夏のピーク需要時の電力が圧倒的に足りない模様です。一方で、今冬の方は夏よりもピーク需要が1000万キロワット少ないこともあって、足りない電力も夏に比べるとかなり少なめです。

ちなみに、この記事が作成された時点の最大供給力は、約3500万キロワットだったようですが、現在(2011年3月22日)は200万キロワット増えて約3700万キロワットになっているようです。この200万キロワットがどこから出てきたのかは、非常に気になるところではあるのですが...もし、今後の電力増加の予定以外からの増加分で、今夏までに予定通りに供給力が増えた場合、その時点で今冬のピーク需要時に必要な電力を賄える計算になります。

今冬までには時間もありますし、電力事情が改善する可能性もあると思いますので、現段階では今冬も計画停電があるかも...程度に考えておいた方が気持ち的にもいいのではないかと思っています。

いずれにしても、今年の夏の計画停電は避けられない状況になっているようなので、電気を使わなくても、夏を涼しく過ごせる方法を今から考えておいた方がいいのかも知れませんね。

東電の計画停電、今夏・冬も 大規模火力発電所、被害大[朝日新聞]

電力の使用状況グラフ(当社サービスエリア内)[東京電力]

(KENTA)