iPad 2は本当に売れてるのか? アップルも悩むテンバイヤーたちの実態...

iPad 2は本当に売れてるのか? アップルも悩むテンバイヤーたちの実態... 1

分かっちゃいるけど止められない...

震災の影響で深刻な供給遅れも指摘される「iPad 2」ですけど、どうやらすでに販売が開始されている米国内での品不足は、必ずしも本当に購入した人たちが愛用する爆発的ヒットに支えられているわけではないようですよ。なんかアップルとしても複雑でしょうね。

たとえば、発売日には数百人の行列ができたニューヨーク各所のアップルストアーでは、なんとひどい場所では並んでいた人の半数が、いわゆる品薄需要を狙って転売で儲けを狙う「テンバイヤー」に関連しており、購入後すぐにある指定のエリアへ出向いては新品未開封のiPad 2を手渡し、代わりに並び賃として100~200ドルを受け取っている様子が確認されています! こうして朝早くから並んでiPad 2を発売日にゲットすることで、日本円にして1万円前後の謝礼(!?)をテンバイヤーから受け取っている人の大半がアジア系とも伝えられていますよ。

たとえ転売が購入目的であるように思えたとしても、店側でアジア系の購入者だけを締め出すような差別的対応は違法になってしまう。

どうやら過去にもiPhoneやiPadの発売日には同様の現象が見られてきたため、アップルが転売阻止に強硬手段を考えたこともあったそうですが、それは法律的に難しいと指摘され、結局は本当にiPad 2を購入して使いたい人の手元には依然として十分に届けられない状況が続いているんだとか。ちなみに転売されるiPad 2の値段は、うまくいけば購入時の3倍の売値で世界各国の未発売地域にて取り引きされるそうで、この問題は今後ますます根強く広がりそうですよ...

NYPost

Jason Chen(米版/湯木進悟)