重低音派感涙の超ド級ヘッドホン「MDR-XB1000」を聴いてみた

重低音派感涙の超ド級ヘッドホン「MDR-XB1000」を聴いてみた 1

重低音マシマシ解像感もトッピング。これは聴いていて気持ちイイ! ですね!

低音たっぷりな音像が好きな方と、巨大ヘッドホンが好きなユーザーに支持されていたMDR-XB700。の、グレードアップ版が「MDR-XB1000」。重低音重視なヘッドホンは低価格帯(The plug)からMDR-XB700といったローエンド~ミドルグレードのものが中心でしたが、希望小売価格が3万975円のMDR-XB1000は、オーディオ専業メーカーや海外ブランドの上位機種ガチでぶつけてきました。

そんなMDR-XB1000を聴くことができたので、手持ちのMDR-XB700とどう違うのかまとめてみました。

 ●音質

まずMDR-XB700。下位モデルのMDR-XB300、MDR-XB500と比べるとスッキリしたサウンドでしたが、低域に中高域が塗りつぶされる傾向もありました。対してMDR-XB1000は中域ドンと前に出るカンジ。ボーカルの存在感がアップしています。高域のヌケも改善。ただしオーディオテクニカのようなキラキラさはありません。

肝心の低域は、量感も質感も大盛りです。スピード感も十二分。超絶BPMな曲を聴いても1つ1つのバスドラムががっつんがっつんキます。鼓膜だけではなくにまで伝わる感じ。

リアルなスピーカーのドッシリとした低音にも近いですね。もちろんモニターテイストを高めたMDR-EX800STとは違ってPAスピーカーの鳴り、ですけどね。

●音漏れ・遮音性

あー...。70mm径のユニットを使った背面開放型というわけで、この2点に関しては悪め。ただしMDR-XB700と比べると、同じ音量で鳴らしても改善しています。イヤーパッドの量が増えたから、そのぶん吸収しているのでしょうか。

●装着性

MDR-XB700のフカフカイヤーパッドは快適そのものでした。MDR-XB1000も言わずもがなってカンジ。ルックス的には一回り大きくなり、質量も約295gから約375gへとアップしましたが、装着時の重さはほとんど変わらず。圧迫感がないし耳もつぶれないので長時間つけていても快適です。

●総論

音場感や解像感を求めるなら同価格帯にもっといい製品がありますけど、聴いててうれしたのしいヘッドホンで選ぶならMDR-XB1000がキラっと光ります。ピュアピュアしたハイエンドではないけど、ユーザーエクスペリエンスに優れている、といったところでしょうか。

付け加えると、個人的にはMDR-XB700も改めて評価しなおしました。というのもMDR-XB1000のスーパーなところは、3万円級の他ヘッドホンと同じく据え置き機でこそ発揮されるんですよね。iPhone直結やiPod+ポータブルDAC(Icon Mobile)では性能を引き出せるとは口が裂けてもいえません。そしてMDR-XB700でも十分にゴキゲンなサウンドを奏でてくれますから、移動中こそがリスニングタイムな人にはピッタリ。

でも「24ビットの高音質にしても利用者にはなんの得にもならない理由」のエントリーから、将来的に24bit/96kHz対応iPodが出るのでは? と予想しちゃった人はMDR-XB1000にいってもいいかもしれませんよ。アマゾンだったら2万円以下で買えますし!

またソニーは、MDR-XBシリーズ新モデル発売を記念して3月13日に「XB meets DOMMUNE and fabric ULTIMATE DEEP BASS on live streaming @DOMMUNE」を開催するそうです。ライブストリーミングサイト&スタジオ「DOMMUNE」でプレイする東京チームKEN ISHIIDJ KENTARODJ AKi。「fabric」のロンドンチームCraig RichardsRamadanmanBen UFOPangaeaと、リアルイベントだとチケット代いくらよ? な豪勢さ。自宅がクラブになる。そのためのGOODS...という点でも、MDR-XB1000のほうがGOODですね!

http://www.amazon.co.jp/dp/B004L721I2

MDR-XB1000[ソニー]

XB meets DOMMUNE and fabric ULTIMATE DEEP BASS[ソニー]

(武者良太)