圧巻! ヘルシンキの地下都市(動画)

片方は建物建っちゃってるし、片方は港。さりとて高層ビルは都市の景観にそぐわない―そこでここフィンランドの首都ヘルシンキが目指したのは...地下!

ヘルシンキは地下にグリグリ都市開発を進めている世界でも稀な町。地表近くに固い岩盤があるのを幸いに、これをガンガン掘って、プール、ショッピングモール、アイスホッケー場まで数百もの施設を建てまくり、市民の憩いの場となっているのです。

「目に触れない方がいいもの」(市長)も地下行きです。例えば動画の2:28で登場するのは世界でたったひとつの地下全自動石炭貯蔵庫なのですが、ここにはなんと全市民の年間消費量の半分をがっぽり収容できるそうな!

そして地下最大の目玉は全長60kmの地下トンネルで、ここには水道用パイプと給湯用パイプが走っており、市民の暮らしを守っています。

 

「普通は道路通行止めにして工事しなきゃダメだけど、ヘルシンキは地下トンネルが縦横無尽に走ってて、ケーブル類もパイプ類も全部ここ通しちゃうから止めなくていいんだよ」とエネルギー部局のヘルメット男子も誇らしげですね。

壮麗なウスペンスク正教会の地下30mには...なんと2社共同経営のデータセンター! これなんかも海から引いた冷たい水を冷却用に使っているので、地上のセンターより燃料費は大幅にセーブできるし、しかもサーバから出る排熱は住居の暖房に役立ててるのだとか...すご過ぎますよね。

「掘るのは比較的容易に安価にできるし、使わない手はない」とJussi Pajunen市長。ひゃーお見それしました!

[Grist -- Thank Goldfarb]

Kyle VanHemert (原文/satomi)