誰の顔も認識できない 自分の顔すらも認識できない世界とは(動画)

鏡を見てもそこに映る顔が誰の顔だかわからない。

新しい映画の話? マンガの話? と言いたくなりますが現実です。顔を認識できない相貌失認と呼ばれる症状。先天的にこの症状を抱える場合も後天的な場合もあるそうです。World Science Festivalに登場した神経学者のOliver Sacks氏は相貌失認症です。ステージ上で自らの体験を語りました。

自分の顔がわからないので、鏡だと気づかずに目の前の人に謝ってしまったり。逆に自分だと思って窓に映った姿を見て、髭を整えていたら髭をはやした他人だったり。窓に写っているはずの自分が自分のしぐさと違うしぐさをしていて、しまった! これ自分じゃなかった!と思ったそうです。

ハプニングを笑いをこらえながら話すOliver氏。人の顔が認識できない鏡を見ても自分の顔だとわからない、そんな世界のストレスと孤独は一体どれほどのものなんだろうと恐る恐る動画を再生しましたが、自らの体験の笑い話を披露するOliver氏を見て、どんな時でも笑い話ができるのはなんてステキなことだろうと勝手に励まされてしまいました。先天的にこの症状があると仕草や話し方等、顔以外のところで人を識別しようと訓練していくことができるそうです。

[BoingBoing]

そうこ(Casey Chan 米版

 

※ご指摘ありがとうございます、記事修正しました。