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死ぬとわかっていながら宇宙に飛んだ、旧ソ宇宙飛行士コマロフの悲劇

宇宙飛行士ウラジーミル・コマロフ(Vladimir Komarov)はソユーズ1号で地球を飛び発った時、自分が二度と生きて帰れないことは百も承知でした。それを見守る人類初の宇宙飛行士ユーリー・ガガーリン(Yuri Gagarin)も。
でも当時のソ連のリーダー、レオニード・ブレジネフ書記長は共産党革命50周年を盛大に祝うものが欲しかったんですね。だからコマロフはソユーズ1号に乗って飛び、予言通りの運命を辿りました。上の写真はコマノフの遺体です。
Jamie DoranとPiers Bizonyの共著「Starman」はコマロフとガガーリンの友情を紐解き、なぜふたりがUSSR(ソ連)の危険なミッション断行を阻止できなかったのか、真相に迫る本です。
その詳細がNPRに載りましたので、少し抜粋しておきます。
ガガーリンと上級技師らがソユーズ1号を検分してみたところ、構造上の問題は203点見つかった。問題は深刻で宇宙航行は危険だ。ミッションは延期すべきだ、とガガーリンは進言した。
問題は誰がブレジネフにそれを伝えるかだ。そこでガガーリンは10ページのメモにまとめ、KGBで一番の親友Venyamin Russayevに渡した。が、それを指揮系統の上司に上げる者は誰もいなかった。そのメモを見た人間は、Russayevはじめ全員が降格・辞職させられるか、シベリアに飛ばされたのだ。
誰が見ても決死の任務でしたが、コマロフは「自分が乗る」と自ら名乗り出ます。断ると、代わりに乗せられるのが親友ガガーリンとわかっていたからです。
1967年4月23日、打ち上げの日、ガガーリンは打ち上げ場に姿を現し宇宙服を着ると言って騒ぎます。「急にわがままを言い出した」とロシア人記者は報じましたが、その場に居合わせた人の中には自分が代わりに乗ると言って騒いだと言っている人もいます。
結局コマロフが乗り、やがて予想通りの事態 ―アンテナは開かず、電源が失われ、進路をとるのもままならない事態を迎えます。
宇宙の彼方に宇宙飛行士がひとり。彼は地球の周りを回りながら、自分が地球に生きて帰れない運命にあることを知っている。電話で繋がっているのはアレクセイ・コスイギン(Alexei Kosygin)― 当時のソ連上層部の人だ。彼もまた泣いている。電話の向こうの宇宙飛行士が死ぬのが分かっているから。
宇宙船は粗悪な造りで、燃料は危険なほど少なく、パラシュートは -- これは誰にも知らされていない話だが -- 動かない。中の宇宙飛行士ウラジーミル・コマロフは今まさに全速力で地球に衝突し、その衝撃で体が炎上・溶解する寸前だった。
トルコで米国が傍受したのは運命の瞬間に向かいながら「にわか拵えの宇宙船に彼を乗せた人々を呪い」怒り泣き叫ぶ彼の声だった。
「Starman」は来月出版予定。
[NPR]Wikipedia-ウラジーミル・ミハイロヴィチ・コマロフ
Casey Chan(原文/satomi)
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ブレジネフ…大統領?
う、、直しました、ありがとうございます。
じゃぁ~~~みらぁぁぁ~~~!!!(涙)
最後の引用部分「トルコで米国が傍聴したのは・・・」とあるのは「トルコで米国が傍受したのは・・・」としたほうが良いのではないかと思います。以下wikipediaより引用
傍聴(ぼうちょう)とは会議や裁判の公判などで許可を受けて、傍で議論や討論を聞くこと。
傍受(ぼうじゅ)とは、通信内容を、本来の送受信者に知られているかに係わらず、聴取する行為である
原文リンクが使えない気がするのですが
傍聴>傍受に直しました>maruesuさん
原文リンクは米版デザイン変更後、居住国で弾かれるようです。米国外からはus.を頭につけると入れます&こちらも入稿の時からus.を頭につけるようにします
これは・・・衝撃的な記事ですね
写真もですが最後の一文が・・・
確か、ガガーリンが最後まで自分が最初に乗ると言い張ったという話は聞いたことがあります。
そのときは、人類初の宇宙飛行士の座を同僚に奪われたくなかったという説明だったと思います。
実はこういうウラがあったのですね~
でも、これ、だれが悪いの? ブレジネフ?
ブレジネフ書記長は実際に失敗するまで真実を知らされないのですよね。
みんな、自分が降格、辞職、シベリア送りになることを恐れて、一人の男を見殺しにしたってことですよね。
でも、変な話だなぁ。失敗するから延期してくださいというと重罰を受けるのに、できますって言って失敗したらもっと重い罰を受けるのでは?
当時のソビエトの体制が理解できていないのでなんとも言えませんが、こっそりメモを渡すんじゃなくて、正式にできないことをできないと言わなかった開発者側のプロ意識の無さが問題なんじゃないですか。
共産主義が悪いんですかね?
ソ連の独裁政権が悪い?
今の日本は大丈夫?
>当時のソビエトの体制が理解できていないのでなんとも言えませんが、こっそりメモを渡すんじゃなくて、正式にできないことをできないと言わなかった開発者側のプロ意識の無さが問題なんじゃないですか。
勇気ある君なら進言するのかもしれないが、
発言とその結果は概ね以下の通り。
危険だというと開発者生命が終わる。
無理だというと人生が終わる。
自分だけが終わるなら、まだいいかもしれない。
家族・親戚・恩師に至るまで根こそぎだ。
さて、君にはそんな進言が上層部にできるかな?
独裁だけじゃない、
政治ショーに翻弄された事例なんて山ほどある。
日本は今それを目の当たりにしている最中だ。
独裁国家とはそういうものです。
為政者に都合の悪い情報は最後まで為政者には知らされない。
当然です、周りはイエスマンしかいないんだから。
もし、都合の悪い情報を言えば、全く関係のない一族にまでシベリア送りがまってるんですよ?
あのヒトラーもなぜ戦争に負けたかなんて、理解してないと思います。
ヒトラーに苦言を呈した人間は降格されて前線送り、周りはイエスマンしかいなくなってるんですから。
官僚機構というのはそういうものです、もちろん日本も例外ではありません、他人ごとで自分が被害にあうのなら、無視するか握りつぶす事例なんていくらでも、例えば薬害訴訟とか。
知らないとは、なんとも。
官僚は失敗しないというか失敗しても出世できるんです。責任さえ認めなければ。
「できません」って言うのは責任を認めること。
「やってみたけど失敗した」場合は責任を認めない理由を後から作れますから
「出来るはずのことだったのだが現場がヘマをした、ので自分には責任はない」
という論法を使うのですね。
責任は死んだ男に・・・
大戦中の作戦参謀もよく使ったと聞きます。
現場レベルではうまくいくとはまったく思えない作戦を立案しておいて、
「作戦は完璧だったが、実行した将兵の敢闘精神が足りなかった」と。
そして辛くも生還した指揮官は一生出世できないコースへ、自分はまた無理な作戦の立案を続ける、と。
個人での当たり前の考えや行動が組織や国家のエゴで押しつぶされて、貴重な人材や時間を浪費し取り返しのつかない結果を生む。
昔も今も変わらない悲劇と思う。
これは昔の話ではない。現代の日本にもある。
原発保安院が、一度許可を出した設計は、
後に構造に欠陥があったとしても修正を認めないそうだ。
修正を認めれば、保安院の確認ミスとなってしまうため。
なので、保安院は修正を許可しないが、
設計者側が、勝手に違法改造すれば良いと、
暗に誘導するらしい。
後に事故が発生した場合でも責任を取らずに済むために。
原発安全保安院は国民の命よりも、保身が大事らしい。
日本も65年前に特攻隊という同じ事をやっていたんだ、
燃料も片道しか無くて、それを考えた人間は安全な場所で
行け行けと言っていたんだ、それと全く変わらないな。
それとこの記事を同列にはできない。
当時の状況下で、家族を守るために特攻を覚悟して散っていった人に対して失礼ではなかろうか。
当時を想像できないのなら、今、福島の原発で作業をしている人はある種の使命感をもって活動していると考えられるが、東電の幹部達はどうだろう、現場での最適な行動になんども横槍をいれて事態を悪化させているのではなかろうか、それも、自分たちは安全なところで。
しかし、現場は自分たちがやらなければ日本が、大変な事になるのがわかるから現場の作業に従事しているのではなかろうか、当時の特攻に出撃した人も自分がやらなければ日本が大変な事になるという使命感があったのではないか。
それと、ソビエト革命50周年記念のための目玉行事のために犠牲になった宇宙飛行士とを同列にできるだろうか。
かの宇宙飛行士は「私がやらなければ祖国が大変な事になる」という使命感をもって犠牲になったのだろうか。
記事からは特攻に出撃された方と同じだとは思えない。
↑匿名さん
シベリア送りというのは実質的な死刑ですが、その前に過酷な取り調べを受け、家族や友人を「共犯者」として告発させられることになります
現代の日本ではそこまでの事態にはなりませんが、あなたは自分がクビになると分かっていて、上司に「この仕事はできません」と言えますか?
まして、自分だけではなく、同期や同僚もまとめて懲戒免職になるのに、「このプロジェクトは失敗するので辞めるべきです」と言えますか?
まさに「当時のソビエトの体制」を問題にする記事へのコメントなのに、「当時のソビエトの体制」が理解できていないと前置きした上で、開発者を断罪するのは余りにも余りではないでしょうか
現民主党政権の海江田と一緒なのが恐ろしい話だ。
なんか今回の福島原発問題と似てる気がする
国家運営制度に関係なく、
自己顕示欲や支配欲におぼれた為政者の下ではこういう事が起きるってこった。
あいつ等も子供のころ、もしくは政治に足を踏み入れた直後は国の事を考えていただろうに。
一般市民とはかけ離れた権力争い利権争いの中にいると、大抵の人間がああなってしまうのだろう。
日本の場合は周辺国の無血侵略工作もそこに加わってさらに悪質で根が深い。
いまのところ表だって流れた血はほとんどないが、末期にはどうなるやら。
スターリン時代の事を含めて考えないとね。
あの大粛正。いい事をした、悪い事をしたじゃなくて、理由なんて無い、ほんのささいな事で殺されたり、死ぬのと同じくらい辛い収容所に送られた時代の記憶がまだ生々しく残ってたろう時代。
「なんで間違ってる事を間違ってると言えないんだろう」
無邪気過ぎると言えばとても無邪気な発言で、現在正義と秩序に身を守られていて皆も自分と同じだと思ってるからこそ言える発言だね。